- ホワイトミストってなに?
- 使うとどんな写りの写真になる?
- 使い方や撮り方のコツは?
そんな疑問をお持ちのあなたへ。
今回はKenkoから発売されている『ホワイトミスト No. 1』について詳細なレビューをまとめました。
こちらの記事を読んでいただくと、ホワイトミストはどんなフィルターなのか、特徴や使い方のコツなどの気になる疑問がわかる内容となっております。
記事の後半にはフィルターの性能が分かりやすいように高画質な作例をご用意しておりますので、そちらもぜひご覧下さい。
写真撮影が楽しくなるフィルターですがいくつかの注意点もあるので、記事を最後までご覧いただいた上でご検討下さい。
そーいち
- FUJIFILMのカメラを愛用&大好き
- 関西の観光地での写真を撮ることが趣味
- カメラの気になる疑問を解決するブログをやってます
写真撮影が楽しくなるフィルター
ホワイトミストフィルターの最大のオススメポイントは『日常の写真撮影が楽しくなる』ことです。
カメラを買って色んな写真を一通り楽しんだら、普段の写真に変化がほしくなった。そんな経験ありませんか?けれども新しいレンズを買うにはお金が、、、
そんな方にオススメなのがKenkoから発売されているフィルター『ホワイトミスト No.1』。
レンズにつけるだけで写り方がオシャレな雰囲気になるのがホワイトミスト。ふわっと柔らかい、いわゆるエモい描写がたった約3,500〜9,000円で手に入るので新しいレンズを揃えるより圧倒的にコスパがいいです。
フィルターを一枚つけるだけで、いつもと違うエモい写真が撮れるようになるので、日常のお子さんとの写真や、デートでの写真、スナップで大活躍間違いなし。
そんなオススメポイントがいっぱいのホワイトミストについてご紹介いたします。
ホワイトミストの特徴
こちらの項目ではホワイトミストの特徴をサクッとご紹介。
ホワイトミストフィルターとは?
ホワイトミストフィルターとは、レンズに装着することで、写りが柔らかくなるフィルターのこと。フィルターを付けるだけで、映画の映像表現にあるようなフワッとした雰囲気の写真に仕上がる人気のフィルターです。
まずは作例をご覧下さい。(ブログの仕様バグで下に長くなってます。スライダーを触ると直ります)
左 : フィルターなし / 右 : Kenko ホワイトミスト No.1使用
ホワイトミストの比較写真です。フィルターありとなしではこんなにも写りが変わります。フィルターの表面に白い拡散材を使用しているので光が拡散してソフト効果のある表現ができます。
一般的なソフトフィルターと違い、画面全体が過度に白っぽくならないのが特徴。まるで映画の世界のようなエモい表現ができるフィルターです。
オールドレンズの描写のように
ホワイトミストの特徴は、まるでオールドレンズで撮影したかのような写りになるので、最近流行りのフィルムのようなエモい雰囲気の写真に仕上がります。
数年前、オールドレンズブームが起こりました。現代のレンズはカリッカリに写りすぎるので、写りが柔らかいオールドレンズを使用した写真が流行りました。
最近ではフィルムカメラが大流行しているように、ノスタルジックな写りに人気が集まっています。しかし、オールドレンズは基本マニュアルフォーカス。そのため、オートフォーカスが使えて懐かしい写りを味わえるフィルターがこれまた大流行。
そう、あなたがお持ちのレンズにフィルターを一枚付けるだけで、オールドレンズのような写りを体感できる手軽さこそがホワイトミストの特徴なのです。
そもそもオールドレンズの写りとは?
オールドレンズは今っぽくいうとエモい写りをするレンズです。
そこで、オールドレンズの特徴をあげてみました。
オールドレンズの特徴
- コントラストが低い
- 彩度が低い
- 柔らかくて温かみのある写り
- ゴーストやフレアが出やすい
特徴はこんな感じ。
現代のレンズと比べると真逆の特徴になるわけですが、あえてオールドレンズで撮影をすると、現代のレンズにはない味わい深いノスタルジックな描写になるんです。
つまり、現代のレンズにはない、昔ながらの懐かしい雰囲気で撮影できるのがオールドレンズの魅力です。そんなオールドレンズの写りをフィルターで再現したのが今回ご紹介のホワイトミスト。
現行のレンズにはない、エモい写真表現が味わえます。
フィルターを上手に使うコツ
こちらではホワイトミストの効果を最大限活かす撮り方をご紹介いたします。
明るく撮る
ホワイトミストは適正露出よりも明るく撮ることでソフト効果が増します。1/3~1段くらい明るく設定するとふんわり感が強くなり、柔らかくておしゃれな雰囲気になります。
また、柔らかい雰囲気が売りのフィルターなので絞り値は解放がオススメ。柔らかくノスタルジックでエモい絵作りになります。
逆光
逆光で撮影するとフレア感が強くなり、ふんわり感が増します。柔らかい雰囲気で撮影したい時にオススメ。
光源のある環境
夜の街灯を入れて撮影すると、光源からフレアが出たように撮影ができて、映画的な表現になります。作例写真のように、暗い場所にポツンと光源があると、そのまわりにふわっとしたフレアができて、エモい描写になります。
注意点
こちらではホワイトミストの注意点をご紹介。
光源が入るとゴーストが出ることがある
ホワイトミストは夜に撮影をすると、街灯の光源が原因で小さなゴーストが発生する場合がございます。フィルターなしでは全くゴーストが出ないレンズでも、夜の撮影でゴーストが出やすくなるので注意が必要です。(筆者はブラックミストも持っていましたが、この手のフィルターはゴーストが出やすいです。)
カリッとした写真がお好きな方はNG
コントラストが低くなり、ふわっとした写りになるので、最新レンズのカリカリ感がお好きな方にはおすすめできません。
筆者は解像力に定評のある富士フイルムのXF56mm F1.2 R WRで使用します。普段はカリッカリのシャープな描写ですが、フィルターをつけるとその印象は薄くなります。オールドレンズほどのボヤッとした感じではないものの、解像力がやや低下する点はご注意ください。(写りが悪くなるわけではなく、ふわっとした感じになるということです)
作例
こちらではホワイトミストを使用して撮影した作例写真をご紹介。
写真をタップしていただくと、Flickrという海外の写真共有サイトへつながります。ブログでは画質に制限があるのですが、リンク先のFlickrでは高画質な作例をお楽しみいただけます。
さらに、写真撮影時のF値やシャッタースピードなどのEXIF情報も見ることができるので、ぜひ参考にしてみてください
上の写真のように露出を低めにすると効果が薄くなります。フィルターの濃さに関係なく効果を調節しやすいので、全体の明るさを調節するだけで、写真のようにちょっとだけふんわりさせることもできます。
まとめ
写真に慣れてきたから変化がほしい、エモい写真が撮りたい、オールドレンズのような写真にしたい。そんな方にはKenkoのホワイトミストがオススメです。
よくある話が、撮影に慣れてきたので写真表現に変化が欲しくなる。けれどもレンズを買うには数十万円しちゃうので、断念することが多いはず。そこでオススメなのがホワイトミストフィルター。持っているレンズにつけるだけで、まるでオールドレンズのようにノスタルジックな写真が楽しめます。
また、フィルターは1枚数千円くらいで手に入るので、新しいレンズを買うよりもコスパがいいのも特徴。
筆者も友人や身近な人の日常写真にアクセントを加えたいと思い、KenkoのホワイトミストNo.1 67mmを5,820円で購入しました。使用してみた結果、友人や身近な人からは「エモい雰囲気でいい感じだね!」と喜んでもらえることが増えました。
持っているレンズに付けるだけで、ノスタルジックにエモい雰囲気にしてくれるホワイトミストのご紹介でした。
ちなみにフィルターはサイズごとで値段が変わるので、下のリンクでつけたいレンズのフィルター径と同じものを確認してみて下さい。(Amazonプライム会員ならAmazonで見るのが一番いいかも)
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