旅先で出会った景色を写真とともにご紹介する『ぶらりと写真旅』。
今回は京都にある世界遺産で有名な観光スポット『音羽山 清水寺』について観光のご紹介をいたします。
世界中から旅行者が訪れる清水寺の見どころや歴史を写真付きで詳しく解説いたします。
旅先で出会った景色をミラーレスカメラで撮影した写真とともにご紹介しておりますので、そちらもあわせてお楽しみ下さい。
この記事をご覧いただき、清水寺を訪れる一つのキッカケになれば幸いです。
そーいち
- 大阪・兵庫・京都を中心とした日帰り旅行が趣味
- 週1回ペースで観光&旅のブログ更新
- FUJIFILMのカメラで撮影した写真で観光地をご紹介
概要
清水寺の概要 | |
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住所 | 京都府京都市東山区清水1丁目294 |
駐車場 | 59台 |
料金 | 500円 |
定休日 | 無休 |
営業時間 | 6:00~18:00 |
ウェブサイト | コチラ |
清水寺ってどんなところ?
清水寺は約1,250年前の778年に建てられたお寺です。
日本の歴史の教科書にも出てくるほど、歴史的に重要なお寺とされています。
古い歴史の書物や文学の中には、多くの人たちが参拝を楽しむ姿が描かれていたとのこと。
広々とした境内の中には国宝と重要文化財が30以上もあり、見どころ満点のお寺です。
ユネスコ世界遺産にも登録されているため、世界中から多くの観光客が訪れる京都を代表するお寺です。
清水寺の豆知識
清水寺の誕生は1,250年以上も前のことでした。
奈良で仏の修行をしていた『賢心(けんしん)』という人物は、ある日の夢の中で「北へ澄んだ泉を求めて行きなさい」とお告げを授かります。
お告げの通りに北の地へ向かうと、京都の音羽山で清らかな水が流れる滝を発見します。
この滝のそばにいた老仙人さんに「あなたを待っていた。この霊木で千手観音像を造り、この観音霊地を守ってくれ!」と言われます。
その途端に老仙人は消えてしまいました。
賢心さんは「あれは観音様の化身に違いない!」と悟り、その地のことを守りました。
その2年後、鹿狩りで近くを訪れた坂上田村麻呂さん(偉い人)は賢心さんの教えに深く感動。
そして、坂上田村麻呂さんは清水が湧く音羽の滝にちなんで清水寺というお寺を建てました。
それからは天皇公認のお寺になったり、争いなどで9回も全焼したり、世界遺産に登録されたりといったことがあり現代に至ります。
古くからの歴史が詰まった、清水寺の豆知識でした。
清水寺の見どころ
こちらでは清水寺の見どころについてご紹介。
教科書にも載っている有名な本堂
清水寺はなんといってもこの本堂が有名です。
建築様式が凄いとか、清水の舞台が〜とか色んないわれがありますが、パッと見た時の存在感が半端ないんですよね。
遥か昔から受け継がれた日本文化を味わえるのは清水寺の最大の魅力です。
古き良き日本が感じられる世界遺産
境内には入り口から出口まで、様々な見どころで溢れています。
過去から受け継がれた歴史ある建物の佇まいは、このお寺の歴史の深さを感じさせてくれます。
本堂意外にも仁王門や西門、三重塔など、境内全体で古都京都の歴史を楽しめます。
食べ歩きと観光を楽しめる二年坂、三年坂
清水寺へ向かう道中に通るのが「二年坂」「三年坂」です。
これは近くにある八坂神社方面から清水寺へ行くための参道で、古風な建物と石畳があるので、レトロでフォトジェニックな観光地となっております。
写真映えは去ることながら、お土産屋さんや食べ歩きなどと観光をたっぷり楽しめるエリアとなっております。
清水寺を訪れる際は二年坂、三年坂にも時間を費やしてぶらぶらしてみてください。
ぶらり旅の写真録
こちらでは清水寺とその周辺をFUJIFILMのミラーレスカメラで撮影した写真とともにご紹介いたします。
清水寺は有名な観光地なので、日中は観光客で溢れています。
できるだけ人が少ない時間に訪れたいということで、この日は始発の電車で6時過ぎに京都へ到着。
ここから二年坂、三年坂を通って清水寺を目指します。
朝の6時過ぎにもかかわらず、清水寺の周辺には多くの外国人観光客が・・・
さすがはツーリスト、気合いが違います。
しかし、これはまだまだマシな方。
10時ごろから夕方にかけては大混雑するほど、たくさんの人々で賑わうのでゆっくりと街並みを楽しみたい方は早朝観光がオススメ。
ちなみに清水寺は6:00から開いているので、早朝でも境内に入ることができますよ。
コチラは有名な五重塔です。
ここも京都らしい街並みで写真が撮れるということもあり、たくさんの人で賑わっていました。
コチラは二年坂。
木造建築の古風な建物と石畳の階段がいい味を出しています。
この場所は比較的にまだ人が少なかったのでなんとか写真が撮れました。
清水寺の入り口へやってきました。
写真の大きな門は重要文化財の『仁王門』です。
朱色の立派な建物と石の階段が清水寺へのワクワク感を募らせてくれます。
しばらく歩くと、本堂の入り口へ到着しました。
世の中にお寺はたくさんありますが、清水寺だけは別次元の雰囲気が漂っていました。
本堂を拝むことができました。
山の中に建てられているお寺ということもあり、まるで森の中にお寺が浮かんでいるような、不思議な佇まいが絵になります。
写真は本堂の先にあるコチラから撮影。
どこも全てが木造でできていて、その空気感で京都に来た感を味わえます。
清水寺は縁結びでも有名なお寺です。
恋人が欲しい人はぜひ。
境内をぐるっと一周すると本堂以外にもいろんな見どころを発見できます。
三重塔や音羽の滝など、小学校の歴史の教科書に出てきた”あの場所”を実際に拝むことができます。
ここが先ほどの豆知識で出てきた『音羽の滝』。
コチラの水がきっかけで清水寺は生まれました。
本堂を下から見上げた写真です。
清水の舞台から飛び降りるという有名な言葉はここから飛び降りるくらい思い切ったことをするという意味で生まれたんだとか。
実際に飛び降りたら大怪我しそうな高さでした。
ご紹介しただけでもたくさんの重要文化財がある清水寺。
日本の古き良き文化を味わうことのできる清水寺にぜひ足を運んでみてください。
まとめ
今回は京都の世界遺産である清水寺についてご紹介いたしました。
清水寺は京都が誇る重要文化財に認められるほどなので、観光地としての見どころがいっぱい詰まっています。
お寺の景色や境内はもちろんのこと、お寺までの道中にも京都らしさがたくさん溢れています。
京都に旅行をするなら、ぜひ一度は訪れてほしい清水寺でした〜
旅の雑談コーナー
コロナウイルスの混乱が平準化した現在、京都にはたくさんの観光客の方がおられました。
コロナ前はインバウンドが3,000万人ほどおられたそうですが、日本は6,000万人くらいを目指しているそうです。
しかし、海外の観光地ではコロナ期間中に観光客がいないことが大変快適で、過ごしやすかったんだとか。
加えて海やビーチはコロナ期間中に大変綺麗になったそうです。
コロナ禍の経験から、海外の観光地ではただコロナ前に観光需要を戻すのではなくて、観光客の数に制限をかけることで地元の過ごしやすさと観光需要の両立を図る動きが活発化しているようです。
そうすることで、地元住民の過ごしやすさと環境に対する極端な負荷を減らすことができ、まさに新しい方向へ舵を切っているようです。
その意味では、京都は明らかなオーバーツーリズム。
ここからさらにインバウンド需要を取ろうとしているわけですから、さらに激混みが予想されるわけです。
これから日本がどのような方向で観光を進めていくかは分かりませんが、きっと日本の有名な観光地はもっとたくさんの人で溢れていきそうです。
これから先に倍になる未来を考えるとゆっくりと見られるうちにメジャーな観光地を回っておこうと思う筆者でした。
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