旅先で出会った景色を写真とともにご紹介する『ぶらりと写真旅』。
今回は兵庫県宝塚市にある『大本山中山寺』で観光してきました。
こちらの記事では、旅の中で見つけた大本山中山寺の魅力や豆知識、見どころについての情報をまとめております。
また、旅先で出会った景色をミラーレスカメラで撮影した写真とともにご紹介しておりますので、そちらもあわせてお楽しみ下さい。
この記事が大本山中山寺への観光を検討している方の参考になれば幸いです。
そーいち
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- FUJIFILMのカメラで撮影した写真で観光地をご紹介
概要・アクセス
大本山中山寺の概要 | |
---|---|
住所 | 兵庫県宝塚市中山寺2丁目11−1 |
駐車場 | なし |
料金 | 無料 |
定休日 | なし |
営業時間 | 9:00~16:00 |
ウェブサイト | コチラ |
中山寺ってどんなところ?
兵庫県宝塚市にある大本山中山寺は、約1,400年の歴史がある真言宗のお寺です。
中山寺は歴史の教科書にも出てくる聖徳太子が建てたと伝えられており、歴史的にも重要なお寺とされています。
長い歴史の中では、豊臣秀吉と繋がりがあったりするほど深い歴史のあるお寺です。
アクセス
最寄駅から徒歩圏内なので、電車での参拝がオススメです。
車
車でのアクセスはお勧めできません。
中山寺には専用の駐車場がないため、基本はコインパーキングです。加えて中山寺付近は車ですれ違うことが難しいほど道幅が細いです。
最寄駅から大変近いので、電車での参拝がオススメです。
電車
電車でのアクセスは以下の通り。
- 大阪梅田駅→中山寺観音駅→中山寺
- 所要時間 : 約30分
- 金額 : 290円
最寄駅から徒歩約4分の場所にあるのでアクセスは良好です。
参拝される方は電車で行きましょう。
中山寺の豆知識
中山寺は、昔は京都の比叡山に匹敵する大寺院だったようです。
それだけの規模を誇っていることから、皇族や貴族から信仰を集めており、源頼朝をはじめとする武家にも信仰されたんだとか。
また、なかなか子どもができなかった豊臣秀吉が中山寺に祈願したことで、息子が生まれたことから安産祈願として有名になったそう。
このように、1,400年の歴史の中で多くの偉人が訪れたほど歴史の深いお寺なのです。
大本山中山寺の見どころ
お次は中山寺の見どころについてご紹介。
境内に佇む五重塔
中山寺に近づいた時、1番目立つのが高さ約28mの五重塔です。
中山寺の五重塔は日本ではあまり見ない青色の塔。
これは仏の知恵と、青龍をイメージして作られていることに由来します。
伝統的な珍しい木造建築ということもあり、雰囲気ある見た目が特徴です。
豊臣秀吉と関わりのある求子・安産のお寺
中山寺は豊臣秀吉と関わりのある求子・安産のお寺とされています。
豊臣秀吉は50歳を過ぎても子どもができませんでしたが、中山寺に熱心に祈願したところ子を授かることに成功したんだとか。
そんな歴史があることから、求子・安産にご利益のあるお寺として多くの人が祈願に訪れています。
奥之院へと続く2kmのハイキングコース
中山寺の新たには大きな山があり、2km登った先には『中山寺 奥之院』があります。
200〜300年前、応神(おうじん)天皇の時代に疫病が蔓延していました。
人々は応神天皇が倒した忍熊皇子(おくしまのおうじ)の祟りだと恐れていました。
祟りを鎮めるために、応神天皇は忍熊皇子のお墓に使いを出したところ、お墓から一羽の白鳥が飛び立ちました。
白鳥は奥之院の大きな岩に降り立ち、その大岩より清水が湧き出ました。
それ以来疫病が鎮まったことから、その後聖徳太子がお寺を開いた時、奥之院では日本で初めて厄除神が祀られたんだとか。
中々険しいバイキング道ですが、厄除け効果はお墨付きかもです。
ぶらり旅の写真録
こちらでは大本山中山寺の魅力をFUJIFILMのミラーレスカメラで撮影した写真とともにご紹介いたします。
この日は中山寺の近くにある清荒神清澄寺に行ってきました。
参拝を終えて帰路についたところ、写真のような分かれ道が現れました。
「中山寺って凄いんか?」
と思って調べてみたら、なかなかに凄そうなところでした。
帰宅の予定を急遽変更して、2km先にある大本山中山寺へ徒歩で向かうことにしました。
この前に行った清荒神清澄寺の記事もあるのでこちらもあわせてご覧ください。
新井商店さんよ、これは分からんよ笑
ということでGoogleマップで調べて中山寺を目指しました。
筆者は阪急宝塚線の清荒神駅から2駅先にある中山観音駅へ向かいました。
その途中に売布(めふ)駅というのがありました。どうやらこの辺りの駅名はお寺や神社の名前が付いているようだったので、売布神社に寄り道へ。
静かな自然の中にひっそりと佇む神社でした。
境内は風の音と澄んだ空気のみ。
自然を全身で感じられる神社でした。
2km以上を歩いてようやく目的地に到着。
入り口の門をくぐると広い境内がお出迎え。
約1,400年前から歴史のあるお寺ということで、京都などにある観光地のお寺とは雰囲気の違う風情があります。
厄除けや開運、安産祈願などたくさんのご利益があるのですが、通りにそれぞれのご利益に応じたお参りの場所があります。
たくさん回るのであれば小銭は多めの方が良さそうです。
中山寺はこのように形を作られた松の木がたくさんあります。
筆者は植物が好きなのでこのように仕立てられた樹形は見ていてたまりません。
古くからあるお寺だからか、建物の作りや装飾があまり見かけない珍しいものでした。
時代ごとで流行りの色柄があるのでしょうか。
どこか異国情緒のあるような建物の雰囲気でした。
日本の仏閣には珍しい青色を使った五重塔です。
歩いてきた筆者も、遠くから見てよく目立つ塔でした。
このように変わった建築物を楽しめるのも中山寺の魅力の一つです。
さて、ある程度お寺を回ったところで、こんな看板を見つけました。
どうやら山の奥に中山寺の別宅?的なものがあるようです。
距離にして約2kmのハイキングコース。
ブロガーとして、中山寺の魅力を読者様に伝えるには絶対いかねばならない。
そう思って歩みを進めました。
険しい階段が続きます。
ハイキングコースを見守るお地蔵さんが山の至る所にいました。
道はゴツゴツとした岩の道。
ハイキングというより登山でした笑
ただの道だと舐めていました。
ここを登る人らはちゃんとハイキング用の靴と格好で登っていました。
対して筆者はTシャツとジーンズにスニーカー。
登られる方はちゃんとした服装でいきましょう笑
気がつけば2kmの登山道を1時間かけて登っていました。
この日は暑くて熱中症気味に・・・
皆様も登られる際はお気をつけください・・・
2kmの道なりを登り終えると、先ほどご紹介した厄除けの神様が祀られている場所に到着。
ここにはハイキングで登ってきた人がたくさんいました。
このあたり一帯は登山が有名なようです。
興味本位でこんなにも高いところまで登ってきました。
この日はカンカン照りの中、2時間かけてかなりきつい登山道を往復したせいか、熱中症気味に笑
登山は計画的に。
【まとめ】
今回は宝塚市にある歴史的なお寺、大本山中山寺へ観光に行ってきました。
中山寺をまとめるとこんな感じ。
- 聖徳太子が建てた歴史あるお寺
- 豊臣秀吉が子供を祈願したことで有名なお寺
- 奥之院には日本初の厄に関するお寺
歴史的な人物がたくさん関わっている中山寺。
賑わっているエリアから離れていることもあり、人が多くないのでゆっくりと観光できます。
歴史的な建物や境内を楽しめる大本山中山寺のご紹介でした〜
旅の雑談コーナー
筆者は小学三年生から高校卒業までの約10年間はほぼ毎日野球漬けの人生でした。
炎天下の中で何時間立っていても平気だったんですが、この日はたった4時間で熱中症になってしまいました汗
幸い倒れたりしなかったのですが、歳はとりたくないものですねぇ〜
最近は今まで着ていたスーツがキツくなってしまったり、健康診断の数字が年々悪くなったりと、体の衰えを感じます笑
休みの日は観光地で歩き回っているので運動できているかと思っていましたが、今回の件もあるので何かしらアンチエイジングをせねばです。
皆様は体の衰えを感じてから何か対策をされていますでしょうか。
このままではまずいと思いつつもきっと何もできずに衰えていきそうな筆者のお話でした〜笑
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