名古屋城ってどんな見どころがあるのー?
こんな疑問にお答えいたします。
今回は名古屋市のシンボルである『名古屋城』についてご紹介いたします。
記事を読んで分かることはコチラ。
- 名古屋城の見どころ
- 名古屋城の歴史
- 名古屋城がどんなところか
こんな事が分かる内容となっております。
国の特別史跡に指定されてたり、戦国時代の有名な武将が関わっていたりと、日本で育った人にとって馴染みの深いお城である名古屋城。
そんな名古屋城の魅力がよく伝わるように、高画質なカメラで撮影した写真を沢山ご用意しておりますので、そちらも合わせてご覧下さい。
そーいち
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名古屋城ってどんなところ?
名古屋城の概要 | |
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住所 | 愛知県名古屋市中区本丸1−1 |
駐車場 | 約430台(有料) |
料金 | 500円 |
定休日 | 12月29日~1月1日 |
営業時間 | 9:00~16:30 |
ウェブサイト | コチラ |
名古屋城はこんなところ!
名古屋城は1,612年に徳川家康によって作られたお城です。
そんな名古屋城の主な歴史はこちら。
- 織田信長が生まれた城の跡地に建てられた
- 徳川家康が九男の徳川義直のために建てた
- 空襲で消失後、鉄筋コンクリートで復元された
日本最大級の城郭であることから日本三大名城に数えられる名古屋城。(ほかは大阪城、熊本城)
誰もが知る歴史上の人物が関わってきたお城であり、空襲で消失しても復元されるほど名古屋市民にとって愛されるお城です。
城を作る技術が最高峰だった時代に、当時の最高権力者の財力を持って作られたお城なので、お城の中はまさに豪華絢爛。
2024年現在は、残念ながら天守閣は入れませんが、城の隣にある『本丸御殿』は、まさに当時の豪華さを体感できる観光スポットなので、ぜひ訪れてみて下さいね。
名古屋城の豆知識
こちらでは、名古屋城の豆知識をご紹介。
なぜ名古屋城ができたのか?
名古屋城が建てられた理由は、関東防衛線の最大拠点を作るためでした。
名古屋城は、前身の那古野城(なごやじょう)から何度もも城主が変わっています。
- 今川氏親(いまがわうじしか)←城を作った人
- 織田信秀(おだのぶひで)←信長の父
- 織田信長
- 織田信光(おだのぶみつ)←信長の叔父
- 豊臣秀次(とよとみひでつぐ)←秀吉の甥
- 福島正則(ふくしままさのり)←家臣
- 徳川家康←那古野城から名古屋城へ
誰もが知る名古屋城になるまでには、城主が7人も変わっています。
徳川家康が名古屋城を築いたのは、関ヶ原の戦いに勝利した後。
名古屋に城を建てた理由はこちら。
- 大阪城を拠点とする豊臣家へのけん制
- 関東防衛線の最大拠点とするため
同じ理由で、尾張藩の中心は清州城でしたが、水害が多かったので1,609年に名古屋城が作られました。
なぜ屋根の上に金のシャチホコ?
名古屋城の屋根の上に金のシャチホコがいる理由は、『シャチに火災が起きた際に口から水を出して貸してくれる』という伝説があったからとのこと。
当時はほとんどが木造建築なので、火事は天敵です。
建物を火災から守れるようにと取り入れたのが金のシャチホコでした。
ちなみですが、シャチホコは想像上の生き物で、頭が龍か虎、体が魚というなんとも不思議なデザイン。
このシャチが武器の鉾(ほこ)のようにそそり立って見えることから『シャチホコ』と呼ばれているのです。
シャチホコには、火災から城を守ることを願って作られたのでした。
名古屋城の3つの見どころ
こちらでは、名古屋城の見どころを3つに絞ってご紹介。
その3つの見どころはこちら。
- 豪華絢爛な本丸御殿
- 金のシャチホコで有名な名古屋城
- 戦国時代の歴史を楽しめる西の丸御蔵城宝館
名古屋城は、名古屋市のシンボルといわれる通り、名古屋の中でも一際存在感のあるお城です。
そんな名古屋城の見どころをご紹介。
豪華絢爛な本丸御殿
名古屋城の見どころは、なんといってもこの豪華な本丸御殿。
この本丸御殿は、戦争で消失してしまったため名古屋市が約150億円と10年の歳月をかけて復元したものです。
江戸時代当時の豪華絢爛さと、日本美術を楽しめます。
金のシャチホコで有名な名古屋城
名古屋城の見どころの一つに金のシャチホコがあります。
先ほどご紹介した通り、火災から城を守るために飾られています。
遠目からしか見られませんが、離れていても存在感のあるシャチホコは名古屋城の見どころの一つです。
戦国時代の歴史を楽しめる西の丸御蔵城宝館
名古屋城には西の丸御蔵城宝館という建物がありまして、そこでは戦国時代に使われていた鎧や兜、刀などが展示されています。
文字通り名古屋城が所蔵する宝と情報が紹介されている館です。
こちらは動線的に名古屋城の一番初めに訪れます。
初めにこちらをご覧いただくことで、名古屋城の歴史や魅力がより深く分かるような仕組みになっています。
ぶらり旅の写真録
名古屋城へ。
入って気づくのが敷地の広さ。
名古屋城は3大名城の一つに数えられているほど、日本の歴史の中でも重要な立ち位置にあるお城です。
まずは、名古屋城の敷地に入って左手にある西の丸御蔵城宝館へ。
名古屋城天守閣のシャチホコは現在3〜4代目。
前のシャチホコはこうして飾られています。
他にも当時の着物や鎧や刀などを見ることができます。
名古屋城は白色の壁です。
これには理由があって、徳川時代のお城であることを表しているようです。(姫路城、彦根城など)
他には黒色の城もあり、黒色は豊臣時代のお城なんだとか。
西洋美術に◯◯洋式なんてのがあるように、日本のお城にも時代を表すデザインが施されています。
奥へ進むと、名古屋城が見えてきました。
さぁ、中へ行くぞ!と思ったけれど何故か入れません。
どうも耐震性に問題があるらしく、2018年から中に入れません。
お城の醍醐味なので早く復元してほしいものです。
現在、名古屋城の1番の見どころである本丸御殿へ。
外壁の雰囲気から別世界感が漂います。
中に入るとこんな感じ。
木造建築を基本とした和の空間が広がります。
ほとんどは復元されたものですが、それでも金箔の上に描かれた虎たちの臨場感は半端ないです。
この空間は、木と畳と日本美術のみで構成されていて、至る所に当時の豪華絢爛さが伺えます。
ふすまや壁など、至る所に美しいデザインが施されています。
まさかの天井まで豪華絢爛。
ヨーロッパの貴族はお城や身なりを豪華にすることで、自国の財力を示していたなんて話がありますが、この当時もきっとそうなのでしょう。
いかに江戸時代が輝いていた時代かが分かります。
廊下の壁です。
豪華すぎます。
名古屋城には色んな見どころがありますが、特にこの本丸御殿は見所満点でした。
【まとめ】
今回は名古屋城についての歴史や魅力をご紹介いたしました。
まとめるとこんな感じ。
- 名古屋城は名古屋市のシンボル
- 150億円かけて修復された名古屋城の芸術品
- 日本三大名城に選ばれている
名古屋に行くなら是非とも訪れていただきたいほど、魅力と歴史的価値に溢れた観光スポット、名古屋城のご紹介でした〜
旅の雑談コーナー
「名古屋といえば?」
真っ黒の味噌おでんやひつまぶし、自動車などが有名ですが、他にもウール織物の産地としても大変有名なのです。
筆者はスーツ関係の仕事をしておりまして、この日は名古屋の生地を作る工場へ見学に行っていました。
羊の毛が原料のウール生地は、主にスーツに使われるんです。
そんなスーツの生地をおる工場に行って来たのですが、中々の迫力でした。
写真の糸を使って、生地に織り上げていくのですが、なんとも面白い工程です。
ガッチャンガッチャンと音を鳴らして生地が作られていく過程をみると、スーツ屋さんとして感慨深いものがありました。
そんなスーツの生地は、現在生産のほとんどをイタリア、イギリス、中国にシェアを奪われてしまい、国産の生地ってほとんどないんですよねぇ。
しかも世界中でスーツの需要は減っているし、日本はクールビズで誰もスーツを着ていない。
そう、スーツ業界って斜陽産業なんですよねぇ。
日本のモノづくりって、素晴らしいものがあるはずなのに、売るための仕組みがうまくいっていないのは、業界を問わず同じ悩みのようです。
需要がないことには産業は維持できないので中々厳しいものがありますが、そんな中でも火を灯し続ける愛知の生地屋さん。
こんな日本の消えゆく伝統の火を写真に納めて回ることができたなら、どれだけ後世のためになるだろうか。
いつの日か、日本の日本らしい文化を撮る写真家になりたいものですねぇ。
誰かのためになる写真を撮り続けていきたい、そんな雑談でした〜
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