今回の記事は、筆者のカメラ遍歴を金額とともに振り返る内容となっております。
のんびりとした記事なのでゆる〜くご覧ください。
こちらの記事では、筆者がSONYとFUJIFILMのカメラ機材に350万円お金を注ぎ込んだ話をまとめてみました。
この記事を読むことで、カメラにガッツリハマるとどれくらいお金がかかるのかの一例がわかる内容となっております。
カメラはマジで沼が深いです。筆者みたいに10万円の機材が安いと感じてしまったらThe Endです。
あなたもこの記事を読んで深い沼にハマらないよう気をつけてください。
そーいち
- FUJIFILMのカメラを愛用&大好き
- 関西の観光地での写真を撮ることが趣味
- カメラの気になる疑問を解決するブログをやってます
カメラを始めたきっかけ
写真を始めたきっかけはこの方のインスタグラムです。
スーツ業界では大変有名な九州のBespoke110(ビスポークイトウ)さんのインスタです(筆者はオーダースーツに関わる仕事をしております)。
いつも心揺さぶるような綺麗な写真を撮られているのをみていて、単純にかっこいいなーと思ってました。
社内には元カメラマンの人がいたので、イトウさんのインスタを見てどんなカメラか聞いてみると
「カメラとレンズで50万円くらいだね〜」
とのこと。
「お金を積めば綺麗な写真が撮れるのか!」と安易な気持ちでカメラに興味を持ちました。
これが深い沼の入り口でした笑
カメラ沼にハマった理由
カメラに興味を持った筆者は、YouTubeにてイルコさんや高澤けーすけさんの動画を中心にとにかく知識を溜め込みました。
「お金を積めば、人が感動するような写真が撮れる近道になる」
写真のクオリティは別にして、フルサイズのカメラといいレンズがあれば綺麗な写真が撮れる。
将来に彼女や家族、こどもができた時に、プロクオリティで思い出が残せたらどれだけ幸せだろうか。
そんな大義名分っぽいものを胸に先行投資という名目で深い沼に片足を突っ込みました。
SONY時代
たくさんのYouTubeとネット記事を参考にして、SONYのカメラを選びました。
始めのカメラはSONY
初心者からプロまで幅広く楽しめる!ってな印象だったのでSONYのカメラシステムを選びました。
当時のSONYへの印象はこんな感じ。
- ミラーレスカメラの先駆者
- 軽くてコンパクトなのにいい写り
- オートフォーカスが最強
- 手ブレ補正も最強
- 初心者に優しい
- プロもたくさん使っている
SONYのカメラは買うべき理由がたくさんあるカメラです。
セールスポイントがたくさんあり、初めてでもちゃんと操作できそうだし、プロも使う品質という印象が強くありました。
「これはSONY一択やな!」
ということで当時話題絶頂だったSONYのフルサイズミラーレスカメラの、α7Cを購入しました。
レンズはサードパーティから
レンズはサードパーティから入りました。
タムロン編
はじめは焦点距離のことをよく分かっていませんでした。
どれを選んだらいいか分からなかったので、高澤けーすけさんが激推ししていたコスパ最強の便利ズームであるTAMRONの28-75mmF2.8を購入。
α7Cとの組み合わせで撮影すると、、、
「なんて綺麗なんだ!!!」
と感動したのをよく覚えています。
そりゃそうですよ。当時はiPhoneXの写真しか知らなかったので、約35万円のカメラ機材で画質が悪かったら怒ります笑
それからは約3ヶ月の間、この機材で写真を撮り続けました。
SIGMA編
その後、ふと思うことがありました。
「写真の画質はまだまだ上があるんじゃないか??」
TAMRONのズームレンズもいい写りです。しかし、とある動画をきっかけにズームより単焦点のほうが画質がいいということを知りました。
どうしてもF1.4の大口径単焦点が気になって仕方がありません。
そして、イルコさんがSIGMA 85mm F1.4 DG DN | ARTのレビュー動画を見て財布の紐が切れてしまいました。
「よし、SIGMAや!」
当時はお金も知識もなかったので、梅田のヨドバシカメラで24回払いのカードローンを使用して購入。
さて、撮影してみると、、、
「単焦点の画質がヤバすぎる」
TAMRONのズームが決して悪いわけではないのですが、明らかにSIGMAのほうが写りが良くなりました。
それから単焦点の沼にハマってしまい、トータルで下記レンズを購入。
- TAMRON 28-75mm F/2.8 Di IIIRXD
- SONY 50mm F1.8
- Helios 44-2 58mm F2
- SIGMA 35mm F1.4 DG DN | ART
- SIGMA 85mm F1.4 DG DN | ART
- SIGMA 135mm F1.8 DG HSM | ART
気づけば単焦点だらけに。
そして、金を積めば画質が良くなるという思考が強化されてしまい、お次は純正のGMレンズへ、、、
そして純正沼へ
お金はないのに、物が買えてしまう時代に恐ろしさを感じます。特に、初めてのGMレンズ購入を振り返ると強くそう思います。
当時はSONYから本気の標準単焦点レンズ『50mm F1.2 GM』が発売されて間もない頃でした。
気になって調べまくっていたものの、人気すぎてどこも全く在庫はなし。自分には縁がないレンズやぁ〜と思っていました。
そんなある日、ヨドバシカメラをお散歩していると、こんなポップが。
「SONY 50mm F1.2 GM 一個だけあります!」
むむ!っと思って店員さんに聞いてみると、一つキャンセルが出たので在庫が余っていたんだとか。
「これは運命!」
と、勝手に運命を感じて、初のGMレンズをついで買いしました笑
さて、写りのほどは、、、
「Gマスターやっばぁぁぁ」
言葉にならない感動でした。やはり、お金をかけただけの写りはあるなと。
そこからサードパーティを全て売り払ってレンズを純正とGMレンズで揃えました。(もちろん分割払い)
- 16-35mm F4 G PZ
- 24mm F1.4 GM
- 24-70mm F2.8 GM
- 50mm F1.2 GM
- 135mm F1.8 GM
こんな感じで、気がつけば深い沼にどっぷり浸かっていました。
ボケの滑らかさと、キリッとした写りを両立したGマスター。写りは最高でした。
SONY時代の総額は、、、
さて、この後にSONYからFUJIFILMへ乗り換えるわけですが、その前にSONYのEマウントシステムに突っ込んだ総額を。
SONYのEマウントシステムに注ぎ込んだ合計金額は約200万円でした。
こんなお買い物は独り身じゃないと無理ですね笑
SONYからFUJIFILMへ乗り換え
さて、SONYも一通り揃って慣れてきたところで、気になることが出てきました。
- カメラが高くなった
- 色調節が迷子になった※特に肌色
- もっと軽いカメラが欲しくなった
決してSONYの写りやシステムに不満があったわけではないのですが、筆者のライフスタイルが変わったことと、色再現に定評のあるFUJIFILMが気になってきました。
加えて、カメラを始めた頃に思い描いていた「思い出をプロクオリティで」という考えについても再考するタイミングでした。
レンズの写りがめちゃくちゃシャープなこと、ボケ味が美しいことが果たしてプロクオリティなのかと疑問に思うようになりました。
もちろんそれも大事なことですが、それ以上にSONYのデジタルっぽい今っぽい色味よりも、FUJIFILMが得意とする懐かしく感じる色味の方が自分に合っているんじゃないかと考えるようになりました。
そして、最終的に全乗り換えを決意。
FUJIFILMに乗り換えた時のことは一つの記事にしているので、あわせてご覧下さい。
FUJIFILM時代へ
思い立ったが吉日。
SONYのカメラを全てメルカリに出品して、約4ヶ月をかけて売りました。
結果、持っていたSONYのカメラ機材は約120万円で売れました。
こちらの内容も記事にしていますので、あわせてご覧下さい。
カメラ&レンズはSONY機材を売ったお金を使う
SONYを売ってできた約120万円を元手にFUJIFILMのカメラを購入しました。
- FUJIFILMのカメラ
- X-H2
- X-H2S
- FUJIFILMのレンズ
- XF10-24mm F4 R OIS WR
- XF16mm F1.4 R WR
- XF23mm F2 R WR
- XF33mm F1.4 R LM WR
- XF56mm F1.2 R WR
SONY時代の焦点距離が気に入っていたので、ほとんど同じで揃えました。
カメラは2台ともFUJIFILMのフラッグシップ機にしました。レンズはいい単焦点を中心に集めました。
FUJIFILMのカメラはAPS-Cセンサーなので、全体的に小型軽量です。旅行や暮らしのカメラはサクッと使える方がいいなということで、フルサイズではなくAPS-CのFUJIFILMへ。
FUJIFILMのカメラ機材総額
さて、本題であるFUJIFILM機材の総額は、約93万円でした。
プロでも限りカメラは2台もいらないので、カメラ1台なら実質的にはもっと安く済むかと。
しかし、それだけでは終わらないのがFUJIFILM沼なのです、、、
FUJIFILMの沼
将来必要になりそうなレンズはもう揃っているはずなのに、それでもまた欲しくなっちゃうのがレンズ沼。
FUJIFILMのレンズは、他のメーカーにはない個性的なレンズがあり、値段が安くても写りとビルドクオリティがいいので本当に悩ましいところ。
また、カメラでいうと、現在世界中で予約が殺到しているX100VIやGFXシリーズもあるので、お金を持ているだけ使ってしまいそうなのがFUJIFILM沼の怖いところです、、、笑
ちなみに、筆者が持っているFUJIFILM機材のレビューをまとめた記事もありますので、こちらもあわせてご覧ください。
【余談】次は動画機の沼にハマりそう
最近旅行に行くことが増えた筆者。新たな動画機も気になります。
FUJIFILMはまだ動画は厳しいかも?
ちらほらFUJIFILMで動画を撮影しているのですが、手持ちの撮影は厳しいように思います。
X-H2Sを使って撮影をしていたのですが、手ブレ補正が7段あっても違和感のあるブレを感じます。
スチル機としては最強なんですけど、手持ちの動画撮影となると手ブレ補正がかかっている感が出てしまい、見ていてしんどい感じになっちゃうんですよねぇ。
スタビライザーを使う気にもなれないので、手軽な動画機を探し始めました。
筆者の工夫が足りないのか、X-H2Sで動画を撮ると画面が変に揺れて見えるんですよねぇ〜
んん〜難しい。
動画の手ブレ補正はSONYの方がいいかも?
以前SONYを使っていましたが、動画の手ブレ補正に関してはFUJIFILMよりSONYのほうが自然に見えました。
ここは総合メーカーとしての強みが出ているんじゃないかと思います。
そんなわけで、手軽な動画機を検討。
旅行用のコンデジにZV-1シリーズがいいかも?
色々と探してみたところ、SONYから発売されているVLOGCAM、ZV-1IIが良さそう。
ZV-1IIのメリットはこちら。
- 電子手ブレ補正が凄そう
- ポケットに入るサイズなので旅行にいい
- AF性能はSONYなのでお墨付き
動画を撮影することにおいて、欲しい機能がほとんど詰まっています。
唯一のデメリットは大好きなFUJIFILMの色味を使えないところ。しかし、そこはS-Cinetoneでカバーしていただきましょう。
余談でしたが、旅行用のコンデジ沼にハマりそうなお話でした。
まとめ
タイトルにもある通り、SONYとFUJIFILMのカメラ機材に加えて、フィルターやストロボ、パソコンもカメラ関係にカウントすると、3年半で約350万円分もお金を突っ込んでいました。
売り買いをしているので全額負担ではないのですが、短い期間で色々と試したなぁ〜というのが感想です。
そして、約350万円もカメラ機材に突っ込んで感じたことは、「モノ」ではなく「コト」が大切ということ。
カメラ、レンズという「モノ」にこだわるのもいい。けれども、筆者は写真を撮るその先の「コト」に相応しいカメラを選べるかが重要だなと気づいたわけです。
なので、当ブログでは「旅と暮らし」という「コト」に相応しいカメラ選びを提案していけたらなと思う次第です。
こんな感じで筆者のカメラ機材遍歴を長々と書いてきました。特に参考になるところはなかったと思いますが、最後までご覧いただきありがとうございました。
愛する機材と共にカメラライフを楽しみましょう♪
知っておけばよかった10%OFF
筆者はなんとか最安値でいろんなカメラ機材を集めてきましたが、カメラ機材を10%OFFでゲットする方法は知りませんでした。
早いうちに知っておけばよかったなということで、筆者みたいな人を出さないためにも一本の記事にまとめました。
ざっくり説明すると、FUJIFILMの公式オンラインショップで10%OFFのクーポンを利用しましょう!というご提案なのですが、さすがは公式。
他にもいろんな特典盛りだくさんで、至れり尽くせりです。
FUJIFILMのカメラとレンズをお得にゲットしたい方はこちらも要チェック。
雑談コーナー
男性の中の一定数は、趣味に凝ってしまうと見境なくお金を突っ込んじゃうタイプの人がいます。
ハイ、私のことです笑
記事にインパクトが出ればなと思って金額を公開していますが、決して収入が高いわけではなく、普通くらいです。サラリーマンですので。
けど、男ってカメラに限らずとも趣味に凝っちゃうじゃないですか〜
例えば、車やバイク、ギターにキャンプなどなど。
そして、だいたいそういう人は知識欲が旺盛なので深い沼にハマっちゃうように思います。
そして、自分への言い訳も上手い。
筆者の場合は「周りはみんな車のローンと維持費で月々5万円くらい使っていて、車検もある。自分は車を持ってないから、カメラなんて安いもんや」ってな理屈を言いふらしています笑
そう、もうお分かりかと思いますが、自分へ甘い人ほど「沼」なるものにハマっていきます笑
もし、この記事の読者様がまだ沼にハマっておられないようでしたら、自分への言い訳を許してはいけません。
少しでも油断すると、深い沼にハマってしましますよぉ〜というお話でした。
カメラに関するほかの記事
当ブログではカメラに関する記事が他にもたくさんございますので、ぜひほかの記事も見てみてください。
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