【神戸観光】兵庫県立美術館のアクセスや見どころを写真付きでご紹介

旅先で出会った景色を写真とともに紹介する『ぶらりとフォトウォーク』。

今回は写真映えスポットとしても有名な美術館、兵庫県立美術館についてご紹介。

こちらの記事を読むと、兵庫県立美術館へのアクセスや概要、特徴や見どころが分かる内容となっております。

コンクリートの打ちっぱなしでできたデザインの美しい兵庫県立美術館。写真好きの筆者が富士フイルムのカメラで撮影したお寺の写真とともにお楽しみください。

このブログを書いている人

そーいち

目次

アクセス・概要・豆知識

兵庫県立美術館の概要
住所兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1丁目1−1
駐車場あり(有料)
営業時間10:00~18:00
料金無料(展示観覧は有料)
休館日月曜日
ウェブサイトこちら

兵庫県立美術館は無料で楽しむことができる美術館です。展示観覧は有料ですが、それ以外の建物への入場や利用は無料なので気軽に訪れることができます。

月曜日が休館日なのでそちらだけお気をつけ下さい。

下記ではより詳しい情報をまとめました。

公共交通機関でのアクセス

兵庫県立美術館の最寄り駅はJR神戸線の灘駅、阪神本線の岩屋駅から徒歩10分前後です。

アクセスはこんな感じ。

  • 大阪駅からお越しの場合
    • JR大阪駅→JR神戸線で灘駅へ
  • 阪急線でお越しの場合
    • 阪急十三駅→神戸三宮駅→徒歩で阪神神戸三宮駅→岩屋駅へ
  • 神戸三宮方面からお越しの場合
    • 阪神神戸三宮駅→岩屋駅へ

アクセスはざっくりとこんな感じです。

最短最安ルートで調べると上記のような検索結果でした。

乗り換えを挟む場合があるものの、どこからでもアクセスしやすいのが特徴です。

車でのアクセスは駐車場があるので直接兵庫県立美術館へ向かいましょう。

兵庫県立美術館の豆知識

こちらでは兵庫県立美術館の豆知識をご紹介。

建設目的は震災からの文化の復興

兵庫県立美術館が建設された目的は、阪神・淡路大震災からの文化の復興にあります。

震災後による傷を負った神戸。そんな神戸で芸術を通じて「人間のこころの豊かさ」を取り戻すべく作られたのが兵庫県立美術館なのです。

中でも未来で活躍を期待されるこどもの感性を養い、こころの元気さをアップさせることに重きをおいているんだとか。

神戸の人気スポットである兵庫県立美術館は震災からの文化の復興のシンボルとして建設されました。

設計を手掛けたのは安藤忠雄さん

兵庫県立美術館は日本を代表する世界的な建築家、安藤忠雄さんによって設計されました。

コンクリート打ちっぱなしの建設で有名な安藤さん。その建築スタイルがふんだんに取り入れられています。

館内はたくさんの通路でいろんな場所へ繋がっていて、建物そのものを鑑賞するようなデザインになっています。

「装飾は人間だ、建築はシンプルでいい」

とインタビューで答えるほど、シンプルな建築デザインを好まれているお方です。

世界的な建築家さんが設計した美術館なので、建物自体も楽しめるスポットです。

写真撮影はOK?

結論、写真はOKです。

スマホやミラーレスカメラなど、撮影は基本OKです。

以前、ファッション関連の作品撮りのご依頼をいただいたことがあり、撮影について問い合わせたことがあります。

通常であれば使用料金が発生しそうな撮影でも無償でOKとのことでした。

なので、作品撮りやポートレート撮影などにも使用可能です。

※一応撮影前に電話で確認しておくことをお勧めします。

兵庫県立美術館の見どころ

こちらでは兵庫県立美術館の見どころをご紹介。

コンクリート打ちっぱなしの建物

兵庫県立美術館の特徴はなんといってもコンクリートの打ちっぱなしでデザインされた建物です。

写真にもある通り、通常の生活ではまず見ることのない、ダイナミックな建物がコンクリートの打ちっぱなしで作られています。

またコンクリートの打ちっぱなしに加えて、自然光の取り入れ方にもこだわって設計されています。

地下1階から2階までの吹き抜けの円形テラスでは、天気や時間ごとに光の入り方が変わるので全く違う印象になるほど。

他にも建物にはガラス張りで室内に自然光が入るように設計されているなど、随所に設計のこだわりを感じられる造りになっています。

無料で楽しめるたくさんの美術品

美術館の各所に無料で楽しめる芸術作品が展示されています。

展示スペースは有料なのですが、それ以外のものは全て無料。

芸術の融合の場として設計された建物ということもあり、至る所で芸術を楽しめます。

青いりんごの秘密

美術館には青りんごのオブジェが展示されています。

この青りんごは安藤忠雄さんが青春のシンボルとしてデザインしたオブジェです。

「目指すは甘く実った赤リンゴではない。未熟で酸っぱくとも明日への希望へ満ち溢れた青りんごの精神」

安藤忠雄さんが寄せた言葉です。

「けつが青い」「青二才」などの言葉にある通り、青いとは未熟な色。そんな未完成ながらも無限の可能性に満ちたこころであり続けよう。そんなメッセージが込められたオブジェでした。

兵庫県立美術館の写真録

こちらの項目では富士フイルムのカメラで撮影した写真をもとに兵庫県立美術館の魅力をご紹介。

兵庫県立美術館で一番有名なのが、この円形テラスです。地下1階から2階まで吹き抜けで作られた螺旋状の階段。上から自然光が降り注ぐように設計されていて、写真映えするスポットです。

筆者が訪れた日にもたくさんの人がここで記念撮影をしていました。

この少女のオブジェの名前は「なぎさ」。

周りになぎさの名がつく施設が多いことからこの名前になったんだとか。

手に持っている銀色のギザギザは希望の象徴である「輝く太陽」。大震災20年のモニュメントとして建設されました。

こちらは4階の屋外スペースにある「風のデッキ」。コンクリート×ガラス張りでできた圧巻の建築を体感できます。

ここも写真映えスポットとして有名な場所です。

屋内にはAndo Galleryという、無料の展示スペースがあります。この美術館を設計した安藤忠雄さんが手掛けてきた建築の解説やジオラマが展示されています。

屋内には写真のように展示がいくつもありました。外でも中でも楽しめる美術館です。

まとめ

神戸の中心地の近くにあるおしゃれな観光スポット、兵庫県立美術館。

世界的な建築家が設計した、おしゃれでかっこいい美術館なのに、そのほとんどが無料で楽しむことができるので行って損はありません。

写真撮影を楽しむもよし、美術と芸術を嗜むもよし、カフェでゆっくりするもよし。季節や天気、時間帯によって美術館の印象もガラッと変わり、展示も新しく入れ替わるので何度でも楽しめる美術館です。

また、神戸の近くにあり、駅から近いのも人気の理由です。

神戸に遊びに行くならぜひ一度は行くべきスポット、兵庫県立美術館のご紹介でした〜

旅の雑談コーナー

2024年01月03日。

カメラ好きの筆者は何度もこの場所を訪れているのですが、何よりもすごいなと思うのが、誰が写真を撮ってもカッコよく撮れちゃうこと。

安藤忠雄さんは「装飾は人間だ、建物はシンプルでいい」とインタビューで答えるほど、建物を脇役的な立ち位置で設計されているんですよね。

その一歩引いた視点があるからこそ、シンプルさの中に唯一無二の個性が宿る。その個性があるからこそ誰が撮ってもカッコよく撮れちゃうんじゃないかな〜と。

そんなことを頭でぼんやりと考えながら写真を撮っていると、やはり撮らされているな〜みたいな不思議な感覚になってきて、改めてデザインの素晴らしさを実感した今日この頃。

いいデザインって普遍ですね。そんな写真が撮れるように、常に一歩引いた視点を持ち続けなきゃな的なことが今日の感想でした〜

ぶらりと写真旅の記事

当ブログは『ぶらりと写真旅』と題して関西の観光地を中心に巡っています。

観光地へのアクセス方法や見どころを富士フイルムのカメラで撮影した旅先の写真とともにご紹介しておりますので、ぜひほかの記事もあわせてご覧ください。

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