富士フイルム 角形レンズフードLH-XF16の濃厚レビュー 【XF16mmF1.4 R WR用】

  • LH-XF16ってどんなレンズフード?
  • 使い心地や使用感は?
  • どんな人におすすめのレンズフード?

このような疑問にお答えします。

こちらの記事では富士フイルムから発売されている純正角形レンズフード、LH-XF16についての詳細なレビューをいたします。

レンズフードの重さや大きさ、使用感に加えて別売りレンズフードの特徴を細かくまとめました。

対応レンズであるXF16mmF1.4 R WRに装着した写真も用意していますので、使用イメージが湧きやすい濃厚レビューになっております。

このブログを書いている人

そーいち



※ここから先の内容は角形レンズフードが欲しくなっちゃうかもなので、自己責任でご覧下さいませ

目次

仕様

LH-XF16 主な仕様
発売日2015年9月26日
価格(公式オンラインショップ)8,250円(税込)
対応レンズXF16mmF1.4 R WR
素材アルミ
サイズ(最大値)80mm×80mm×22mm(高さ)
重さ約59g

仕様表にもある通りアルミ素材の削り出しで作られたレンズフードです。Apple製品のように高級感のある外観です。

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LH-XF16はどんなレンズフード?

LH-XF16は「いいレンズフードつけてるんやでぇ!」という所有欲を満たしてくれるレンズフードです。

富士フイルムから発売されている別売りレンズフードLH-XF16。対応レンズであるXF16mmF1.4 R WRの付属レンズフードとは異なり、金属の光沢がカッコいいデザインとなっております。

付属のレンズフードで問題ありませんが、見た目に気を使うならLH-XF16はオススメです。付属のフードが乗用車なら、別売りの角形レンズフードはフェラーリみたいなものです。車は移動手段なのでかっこよさはなくても困りません。けれども男の人ならかっこいいものに憧れちゃうもの。

そんな感じで、バリバリの嗜好品である角形レンズフードの特徴や使用感をまとめました。

特徴

こちらの項目ではLH-XF16の特徴をまとめました。

アルミ削り出しの角形レンズフード

角形レンズフード、LH-XF16はアルミの削り出しで作られています。削り出しとはアルミ合金のかたまりを一つずつ削って形を作ること。

通常の金属パーツはたい焼きを作るみたいに、金型に溶かした金属を流し込んで作ります。一気にたくさん作れるので大量生産向きです。

一方、アルミの削り出しは伝統工芸品のように手の込んだ作り方。一つ一つ手間をかけて作られるアルミの削り出しフードは、高級感のあるレンズフードに仕上がります。

AppleのMacやiPhoneって、メッチャ高級感ありますよね?あれはアルミの削り出しでできてるんです。よほど製品のデザインにこだわらない限りは使わない加工方法なんです。

製品のデザインに並々ならぬこだわりがあるからこそ実現したレンズフードなのです。

なぜ別売りのレンズフードがあるのか?

なぜ別売りのレンズフードがあるのか?結論、かっこいいからです。それに尽きます。

今や付属のフードはプラスチック製が全盛。そんな時代に、あえてユーザーの撮影体験をより良いものにしてくれるためにアルミの削り出しの角形フードがあるのです。

正直、このレンズフードがあっても写真は上手くなりませんし、機能面で優れていることもありません。ただ、唯一違うのは心の琴線に触れる撮影体験ができるかどうか。

カメラが好きな方、特に富士フイルムユーザーの方はクラシックなデザインのカメラにこだわりを持っておられる方が多いはず。

そんな方の所有欲を存分に満たしてくれるのが、アルミ削り出しのレンズフードであり、そのためにあるといっても過言ではありません。

所有欲を満たしてくれるかっこいいデザイン、これこそが角形レンズフードの最大の特徴です。

外観

外観の特筆すべき特徴はなんといっても高級感。

アルミの削り出しは通常の金属加工とは異なり、ムラやひび割れなどがなく綺麗な見た目に仕上がっています。

金属ということもあり、付属のプラスチック製のレンズフードよりは重たいですが、その代わりに富士フイルムのレンズに装着した時により一層高級感が増します。

プラスチック製のレンズフードが決して悪いわけではありませんが、より愛着の湧くレンズになることは間違いありません。

使用感

角形レンズフードの使用におけるメリットはレンズフードをつけっぱなしにできることです。

付属のレンズフードは逆さにつけておき、使用時に前向きに付けなければなりません。しかし、別売りの角形レンズフードはつけっぱなしでの保管が可能。

写真のように、レンズフードにレンズキャップがつけられる仕様になっているので、いちいちフードを付け直す手間が不要になります。

地味だけど、これが意外と便利。使用していると、不意に撮りたい瞬間が訪れることもしばしば。そんな時でもワンタッチでキャップを外してすぐに撮影できるので、よりストレスフリーに撮影できます。

付属品のプラスチック素材フードとの比較

こちらの項目では、XF16mmF1.4 R WR付属フードと別売りのレンズフードを比較します。

フードの大きさ比較

それぞれのレンズフードを見比べると、見た目の雰囲気が全く違うのが分かります。

付属のプラスチックフードは花形フードの全長は約42mm。角形フードは22mmで、角形フードの方がコンパクトです。

ほんの少しの違いですが、全長がコンパクトに使えるのは別売りの角形レンズフードでした。

素材感の違い

それぞれの素材はプラスチックとアルミなので素材感はかなり違って見えます。特に違いがよく分かるのがレンズにつけた時。

XF16mmF1.4 R WRは金属パーツを使用しております。そのため、プラスチック素材よりもアルミの角形フードのほうが統一感があってカッコいい見た目になります。

また、重厚感があるように見えるので見た目にこだわる方は角形レンズフードのほうがオススメです。

フードの重さ

フードの重さは以下の通り。

  • 付属フード=約21g
  • 角形フード=約59g

それぞれレンズにつけた時の重さは

  • 付属フード=約396g
  • 角形フード=約434g

となります。

角形フードはアルミ素材のため、プラスチックフードと比べると少々重たいです。だからといってフロントヘビーになることもなくバランスは良好です。

400gを超えてしまうのはデメリットですが、使用している限りでは気になる重さではありません。

メリット

お気に入りのレンズが圧倒的にカッコよくなる

何度も申し上げますが、アルミ削り出し角形レンズフードのメリットは圧倒的な高級感です。

富士フイルムのカメラシステムを愛する人ならばよく分かると思うのですが、富士フイルムのカメラ、レンズのデザインは高級感があってめちゃ美しいんです。

そんな富士フイルムのシステムを使うのなら更なる所有欲を満たしたいところ。そんな願いを叶えてくれるのがこの角形フードです。

身近な人を撮影しやすくなる

角形レンズフードをつける大きなメリットは、身近な人を撮影するシーンに適していることです。

前述した通り、角形レンズフードをつけると全長が短いのでコンパクトな見た目になります。また、装着するとクラシックな雰囲気になるため、見た目における親しみやすさが増します。

カメラに慣れない人に大きなイカついレンズを向けると結構な確率で表情が固まっちゃいます、、、ポートレートの被写体さんで慣れまくってる上級者さんならまだしも、一般の人がカメラを向けられると緊張するものです。

その点角形レンズフードだと、見た目がコンパクトで親しみやすい雰囲気なので相手に威圧感を与えることなく、自然な表情で撮影しやすいです。

小さなことではありますが、カメラの見た目が相手に与える印象は大きいので身近な人をよく撮影する人は検討材料として頭の隅にでも置いておいて下さい。

デメリット

いいことばっかりではつまらないレビューになるので、デメリットもちゃんとご紹介。

アルミの削り出しは傷が目立つ

アルミ素材をよくご存知の方は、傷がつきやすいことにデメリットを感じられるかと思います。

同じアルミ素材のiPhoneがいい例ですが、ケースなしで固いものにぶつけると傷になりやすいんです、、、これはアルミの特性上どうしようもないこと。

角形レンズフードは中古でも売られていますが、年季の入ったものだと角の塗装が剥がれているのもちらほら。

気をつけないと傷がつきやすいのはマイナスポイントですが、裏を返すとその傷が後々に味のある見た目になるんですよね〜。例えばいいレザーやデニムは使えば使うほど味が出ます。安い素材は傷がつくとボロボロに見えますが、アルミのようないい素材は使い込むほどにいい味が出ます。

レザーの財布を持っている方でしたらわかるでしょう。ものが育っていく感じを楽しめるので、傷がつきやすいのは実質メリットです。

カバンに入れるときはコンパクトさに欠ける

角形レンズフードは付属のフードと違って逆さ付けができないので、若干不便です。

レンズ自体がかなりコンパクトなのであまり気にはならない程度ですが、フードを逆さにつけられるレンズと比べるとカバンに入れにくい感はあります。

携帯性が落ちる代わりに最高に美しいフードを楽しめるので、こればっかりは受け入れましょう。

あえて別売りの角形レンズフードを買うべき理由

あえて別売りのフードを買う理由はロマンです。

例えばですが、スマホが欲しい人は別にAppleのiPhoneでなくてもいいわけです。ネットとLINEさえ使えれば格安スマホで構わないんです。

じゃあなぜiPhoneを買うのか?それはAppleのデザインに対するこだわりと感動するほどの操作性に価値があるから高くても買うのです。

このアルミ削り出しの角形レンズフードも同じ。不要と言えば不要だが、心の琴線に触れるので買う。富士フイルムの哲学をまといたいから買うのです。

こういったこだわりのある製品はそれ相応のクオリティとブランドの美学、歴史がないと成り立ちません。

きっとこのレンズフードのことを調べてこの記事に辿り着いたあなたならその違いがわかるはず。と、いうことで、富士フイルムの広角レンズXF16mmF1.4 R WRの魅力を最大限に引き出すアルミ削り出しの角形レンズフードのご紹介でした〜

ということで、次の項目ではLH-XF16をお得に購入する方法をご紹介いたします。

機材をお得に買う方法

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