旅先で出会った景色を写真とともにご紹介する『ぶらりと写真旅』。
今回は京都にある、鳥居の神社として有名な『伏見稲荷大社』を観光してきました。
こちらの記事では、伏見稲荷大社の魅力や豆知識、見どころや駐車場についての情報をまとめております。
また、旅先で出会った景色を富士フイルムのミラーレスカメラで撮影した写真とともにご紹介しておりますので、そちらもあわせてお楽しみ下さい。
この記事が伏見稲荷大社への観光を検討している方の参考になれば幸いです。
そーいち
- 大阪・兵庫・京都を中心とした日帰り旅行が趣味
- 週1回ペースで観光&旅のブログ更新
- FUJIFILMのカメラで撮影した写真で観光地をご紹介
概要・アクセス
伏見稲荷大社の概要 | |
---|---|
住所 | 京都府京都市伏見区深草藪之内町68 |
駐車場 | あり(無料) |
料金 | 無料 |
定休日 | 年中無休 |
営業時間 | 24時間 (ただし対応時間は8:30~16:30) |
ウェブサイト | コチラ |
概要
日本全国に『稲荷神社』は約30,000社あるとされていますが、京都の伏見稲荷神社はその総本社となります。
たくさんの鳥居が有名で、その数は約1万基といわれるほど。
伏見稲荷大社の裏手には山があり、その山頂への山道にずらっと鳥居が並んでいます。
伏見稲荷大社案内地図
マップにあるように麓から山頂までの長い道のりに鳥居が並んでおります。
伏見稲荷大社の全てのルートをちゃんと回ると所要時間は約2時間。
それでも早朝から外国人観光客で賑わうほど、人気の観光エリアです。
アクセス
こちらでは、伏見稲荷大社へのアクセスについてご紹介。
車
伏見稲荷大社の入り口付近に175台駐車できる無料の駐車場があります。
利用可能時間は5:00〜22:00までなのでご注意下さい。
電車
電車でのアクセスは以下の通り。
- 大阪駅からのアクセス
- JR大阪駅→京都駅→稲荷駅
- 所要時間 : 約1時間
- 金額 : 860円
- 京都駅からのアクセス
- 京都駅→稲荷駅
- 所要時間 : 5分
- 金額 : 150円
大阪からは約1時間のアクセスとなります。
乗り換えが必要ではありますが、神社までは1時間前後とアクセスは良い方です。
伏見稲荷大社の豆知識
伏見稲荷大社の豆知識についてご紹介。
伏見稲荷大社の歴史は古く、711年に創建。約1300年以上の歴史ある神社です。
稲荷神社が日本全国に30,000社あるとご説明いたしましたが、それらは通称『お稲荷さん』と呼ばれていて、その総本宮が伏見稲荷大社です。
「伏見にあるお稲荷さんの総本宮」という意味で伏見稲荷大社。
この『稲荷』の由来は『稲が成る』が稲荷(いなり)になったとされています。
このことから、商売繁盛や家内安全、学業成就、安産にご利益があるとされています。
日本は昔からお米文化で、お金の代わりにもされていた歴史があります。
そんな歴史があるからこそお稲荷さんは日本中にあるのでしょうし、その総本宮が特別扱いされる理由も納得ですね、という豆知識でした。
伏見稲荷大社の見どころ
こちらでは伏見稲荷の見どころをご紹介。
圧巻の鳥居が並ぶ神秘的な神社
伏見稲荷大社はなんといってもたくさんの鳥居が有名。
なぜこんなにも鳥居がたくさんあるのには理由があります。
それは、江戸時代頃に願いごとが「通るように」もしくは「通った」お礼として鳥居を奉納する習慣があったことにあります。
鳥居をよく見ると、たくさんの会社名が書いてあるのはそのため。
そして、鳥居や神社が朱色なのも理由があります。それは、昔から朱色は魔除けに使われていた色であったことから、禍を防ぐ意味が込められているんだとか。
また、朱色は神様の力を高める役割があるともされています。
フォトジェニックな千本鳥居
写真スポットとして人気の高い『千本鳥居』は伏見稲荷大社の中でも特に人気のスポットです。
伏見稲荷大社の鳥居は3〜5mほどあるような大きなものが多いですが、こちらの鳥居は2〜2.5mほどで小さめです。
その鳥居がズラッと通り抜けのように並ぶ姿は圧巻です。
と、言いたいところですが、外国人観光客だらけでまともに写真は撮れません笑
もしここで人のいない写真を撮りたいのであれば、午前7時前後の超早朝がオススメです。
お稲荷さん(キツネ)もたくさん
伏見稲荷大社は鳥居の次にキツネが多いほど、たくさんのキツネが祀られています。
伏見稲荷大社では、キツネが神の使いとされています。
このキツネは野生のキツネではなく、我々の願いを稲荷大神に伝えてくれる『霊狐(れいこ)』とされていますので、我々人間の目には見えないんだとか。
伏見稲荷大社のキツネの像は、咥えているものがそれぞれ違ったりするのでよくみてみて下さい。
ぶらり旅の写真録
こちらでは、伏見稲荷大社を訪れた時に富士フイルムのカメラで撮影した写真とともに見どころをご紹介。
今回の旅はJR稲荷駅からスタート。
前日は雨風がめっちゃ強い日だったので、天気が心配でしたが綺麗に晴れてくれました。
伏見稲荷大社は何度も訪れていますが、ここはとにかく人がやばい。
欧米からの観光客が半端ない数訪れるので、この日は朝の8時半に到着する気合の入れっぷりでした。
そう思っていた私は甘かったです。
この時間にもすでにたくさんの観光客がおられました。
ほんまに人のいない時間を狙うのなら、6時とかに行かなきゃかもですね、、、笑
鳥居をくぐると、朱色の綺麗な建物がお出迎え。
空の色と相まって綺麗な写真が撮れました。
近くにはこんな感じで千羽鶴が飾ってありました。
さて、本殿を抜けて登山ルートへ。
まずは山の入り口には大きな鳥居がお出迎え。
そのさきを進むと、フォトスポットの千本鳥居がありましたが、、、
こちらはすでに人だらけで写真どころではありませんでした笑
観光客恐るべし、、、笑
ということで、ここからは山頂を目指して進んでいきます。
まさかの序盤で、参道への立ち入りが規制されていました泣
先日の暴風のせいで倒木が起きたんだとか。
こちらは立ち入り制限になっている大きな鳥居のゾーン。
綺麗な写真が撮れたのは良かったのですが、山頂へのルートは一本道なのでこの先を進めず。
序盤で出足を挫かれてしまい、このまま帰る以外なくなってしまいました泣
マップでいうとこの辺り。
そう、全く進めていません笑
仕方がないので、トボトボと帰っていた矢先にこんな看板が。
ほうほう、なんとも縁起の良さそうな神社があるもんやなってことで、脇道に逸れていきました。
マップでいうとこんな感じで、せっかくなので伏見神宝神社(ふしみかんだからじんじゃ)へ向かうことにしました。
手前のおじいさんが10分くらいお祈りするほどだったので、きっと良いご利益のある神社でしょう。
どういうわけか脇道に終わりがない。
神社の先に長く続く道があったので、退屈しのぎに進んでみました。
すると、こんな場所に出ました。
伏見稲荷大社の正規ルートではない、ガッツリ別ルート。
いろんな神様が祀られている鳥居だらけのスポットがありました。
そして、ここからさらに道は続いていきます。
こうなったら道が途切れるまで進んでやろう!ということで、ただひたすら一本道を進んでいきました。
すると、こんな感じのコケで覆われた神社?に出ました。
ここはまるでジブリの世界のような、神秘的な場所でした。
伊勢神宮で祀られていた天照大御神の名が!
他にも伊勢の地で目にした神様の名前が多数ありました。
この辺の祀る神様は深いところで繋がっているのだろうか。
さらに進むと、『大岩大神』の名が。
ここから先は、急な階段になっています。
きっとすごい神様が祀られているんだろうなということで、こちらの道を進んでみました。
階段を登り終えると、そこには大きな岩が現れました。
これが大岩大神。
ここは難病の神様がおられるとのこと。
不思議とエネルギーを感じるような、まさにパワースポット的な場所でした。
この大岩の前には外国人観光客の方がパワーを感じておられました。
さて、さらに脇道を進むとこんな看板が。
なんと、ただ闇雲に進んできたこの道の先に倒木で断念した稲荷山の山頂があるというではないか!
急がば回れということなのか。
かなり遠回りをしたけど、希望が見えてきました。
この看板を頼りに進んでみました。
いや、もう山なんよw
ただの山道をずーっと抜けていきました笑
ほんまにあるんかいな笑
はい、ありました笑
まさかこうして伏見稲荷の山頂を再び目指せるとは!
ということで、ここからは稲荷山の山頂を目指して歩いていきました。
嬉しいことに、はじめに目指していて諦めた稲荷山の山頂に到着しました。
ここは、一ノ峰といって稲荷山の中でも一番高いところにあります。
調べてみると、正規ルートから大幅に迂回したルートだったようです。
怪我の功名といいますか、倒木のおかげで普通なら行くことのなかったであろう面白い場所に行けました。(おすすめはしませんが笑)
山頂の一ノ峰には末広大神が祀られています。
ここのご利益は、人気・芸能・指針の英知を受けることとのこと。
また、末広がりに商売繁盛というご加護も得られるんだとか。
筆者はブログの繁栄をお祈りしてきました。
倒木していた割には山頂付近にやたらと人が多い。まさかねぇ、、、
「さっきまで倒木あって通れへんかったんやで〜」
「そーなのか!わしらがきた時にはもう解除されとったで〜」
そんな会話が聞こえてきました笑
さて、ここからは下山ルートです。
たくさんの鳥居を潜りながら進んでいきます。
ところどころにこのような鳥居がたくさんあるスポットがありました。
余談ですが、先日誕生日でして、貰ったプレゼントがメゾンキツネの帽子でした。
せっかくなので、キツネの神社ということもあり被っていきました。
少し下るとこんな場所に出ました。
石像の鳥居に苔がかかっていて、これまた神秘的な空間でした。
また進むと、お次は景色の眺められる場所に出ました。
稲荷山の登山では、景色が見える場所はほとんどなく、この場所が綺麗に京都市内を一望できる場所でした。
ここからは寄り道をせずまっすぐ下山していきました。
アクシデントもありましたが、それもまた旅の醍醐味。
思い通りに行かないからこそ出会える新たな景色に感謝です。
まとめ
今回はたくさんの鳥居で有名な京都の神社、『伏見稲荷大社』へ観光をしてきました。
伏見稲荷大社をまとめるとこんな感じ。
- 日本全国にある稲荷神社の総本宮
- 五穀豊穣や商売繁盛のご利益
- 稲荷山の山頂まで続く鳥居のアーチが有名
伏見稲荷大社は、日本の中でも特に日本らしさ溢れる神社です。
他にはない和を感じられるからこそ、こんなにも外国人観光客の方に人気なのですね。
圧巻の鳥居も去ることながら、ご利益的にも良いものがあるのでぜひ一度訪れてみてください!というお話でした〜
旅の雑談コーナー
今回の雑談のテーマはカメラです。
筆者はFUJIFILMのカメラを愛用しているのですが、ここ伏見稲荷大社を訪れる外国人観光客の実に3割ほどは富士フイルムのカメラを持っていました。
昔はCANONがかなりのシェアを得ていたようですが、パワーバランスが変わりつつあるように感じます。
この日は、写真に写っている白人の方が熱心に鳥居の写真を撮影いていました。
せっかく誰もいない時間ができていたので、邪魔しては悪いと撮り終わるまで待っていました。
すると、彼もFUJIFILMのカメラで撮影をしていたので、なんの機種かな〜と見ていました。
すると、白人の彼が
白人さん「すまない、気にせず通ってね!(もちろん英語)」
そう声をかけてくれたので、これはチャンス!とカメラについて聞いてみました。
俺「同じFUJIFILMのカメラだね!機種は何を使っているの?(もちろんカタコトの英語)」
白人さん「私はX-H2だよ!」
俺「わお!俺もX-H2だよ!もう僕らは友達だよ〜!」
といって握手を交わしました。
FUJIFILMのカメラのおかげで言語の壁を超えて仲良くなりました。
その後もいろいろが盛り上がりました。
1人でいたので、「あなたは1人で来たのかい?」
と尋ねると、「妻と来たよ!」といいます。
しかし、奥さんらしき人の姿はありません。どこに行ったのかを尋ねると、
白人さん「あぁ、もうとっくに先に進んでるさ」
とのこと。
きっとカメラ好きの男は決まって彼女を退屈させてしまい、単独行動になるのだなと笑
そして、それは万国共通なのかもしれませんね笑
カメラにハマると撮りたいを優先して相手を置いてきぼりにしがちです。
私も気をつけなければなと思う反面、撮りたいものはちゃんと撮りたいので、当分大人にはなれそうにありません笑
精神年齢も大人になるのはいつのことやらかというお話でした〜
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