旅先で出会った景色を写真とともにご紹介する『ぶらりと写真旅』。
今回は石川県の観光スポット、金沢エリアについてご紹介。
こちらの記事を読むと金沢の見どころや特徴、アクセスや観光スポットについて分かる内容となっております。
観光地として国内外から大変人気の高い金沢。写真好きの筆者が富士フイルムのカメラで撮影したたくさんの写真とともにお楽しみ下さい。
この記事が石川県の金沢エリアに興味を持った方や訪れる方の参考になれば幸いです。
そーいち
- 大阪・兵庫・京都を中心とした日帰り旅行が趣味
- 週1回ペースで観光&旅のブログ更新
- FUJIFILMのカメラで撮影した写真で観光地をご紹介
はじめに
このたびの能登半島地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
被害が比較的少ない金沢エリアへの観光需要低下のニュースを目にしました。
微力ではございますが、金沢へご旅行される方が少しでも増えて、助けになればと思い記事にさせていただきました。
1日でも早く、観光地の賑わいが戻りますように。
アクセス・概要
アクセス
大阪、京都方面からのアクセスは電車がオススメです。
電車の時間と金額は以下の通り。
- JR大阪駅発
- 所要時間 : 約2時間40分
- 金額 : 7,790円(片道)
- JR京都駅発
- 所要時間 : 約2時間15分
- 金額 : 7,020円(片道)
少々時間はかかりますが、乗り換えなしで一本で行けるのは大きなメリットです。
概要
観光エリア
石川県に属する金沢エリアは、歴史的な建物や観光地がたくさんあるので、観光地として大変人気のエリアです。
兼六園や金沢城、ひがし茶屋街など、日本文化を楽しめる観光エリアが金沢駅周辺に多数あります。
食
日本海に面する県ということもあり、海鮮料理が絶品。魚やカニ、お寿司などの海の幸が豊富。
金沢駅から徒歩圏内の近江町市場は海鮮料理が楽しめる市場として人気のスポットです。
季節
金沢エリアは四季の変化を色濃く感じることができます。
春は桜、夏は生い茂る緑、秋は紅葉、冬は雪と四季折々の景色を楽しめるのも特徴の一つです。
特に兼六園や金沢城では四季を感じられるように庭が造られているので、季節ごとに違う景色を楽しめます。
金沢の見どころ・楽しみ方
こちらのコーナーでは、金沢の見どころをまるっとご紹介。
とにかく飯がうまい
金沢は飯がとにかくうまいです。
先ほどのご紹介した海鮮も去ることながら、能登牛、カニ、金沢おでんなど、金沢に集まる食べ物は非常に美味しいものばかり。
金沢駅の近くのラーメン屋にふらっと寄ったのですが、見てください。
甘えびのラーメンです。
ラーメンですら、金沢を感じられる海鮮系のテイストが加えられており、何よりうますぎるのです。
金沢でハズレのご飯を食べたことがないほど、絶品の食で溢れています。
金沢城
金沢城はとにかく見どころが満載です。
立派なお城に加えて、石垣や門までも意匠に凝った造りになっています。
筆者は建築に詳しいわけではないですが、それでも城全体の凄さを感じられるほど、見どころのある観光スポットです。
石川観光の名所、兼六園
金沢城のすぐとなりに位置する兼六園。
ここはとにかく庭が立派です。
外国人観光客の方も多数訪れるほど、人気のエリアです。
海鮮を食べるなら近江市場
何度も触れている通り、近江市場の海鮮料理は最高に美味しいです。
金沢に訪れる方はぜひお立ち寄り下さい。
レトロな街並みのひがし茶屋街
ひがし茶屋町は、江戸時代から形を変えずに残る、レトロな街並みのエリアです。
金沢の中でも、古き良き日本の建築が多数現存するこのエリアは、写真映えスポットとして有名。
おしゃれなカフェやお土産屋さんも多数あるので、金沢観光するなら必須エリアです。
写真映えなら21世紀美術館
趣ある金沢の雰囲気とは打って変わり、『新しい文化の創造』と『新たなまちの賑わいの創出』を目的として造られた美術館です。
美術館の敷地内には無料で楽しめる美術品のエリアがあり、写真映えスポットとして若い世代に人気のエリアです。
ゆっくり過ごすなら石川県立図書館
おしゃれなカフェと広々とした図書館が有名な石川県立図書館。
金沢の繁華街からバスで約10分と、少々外れた場所にあるのですがわざわざ行く価値は大いにあります。
図書館は一階から天井まで広々とした吹き抜けの構造となっていて、ゆっくり一周するだけでも楽しめます。
また、近くのカフェ、HUM &Goが最高にオシャレ&絶品デザートです。
特にここのプリンは食べてみる価値あり。時間に余裕のある方はぜひ足を伸ばして訪れてください。
金沢旅行の写真録
こちらの項目では富士フイルムのカメラで撮影した写真をもとに金沢エリアの魅力をご紹介。
金沢旅行は1泊2日で訪れたので、1日目と2日目を分けて記事にしました。
金沢回りコースの参考にして見てください。
1日目
金沢駅を降りたらまず現れるのがこの鼓門(つづみもん)。
『駅を降りた人に傘を差し出すおもてなしの心』をコンセプトに造られたフォトジェニックな街のシンボルです。
続いて筆者激推しの海鮮が食べられる近江町市場へ。(金沢駅から徒歩約15分)
市場には海鮮丼のお店が数多くあります。
見てください、この贅沢な海鮮丼を。
魚の鮮度が段違いでした。また食べたいなぁ〜
他にも市場では牡蠣やエビの立ち食いもできちゃいます。
この時点でだいぶお腹がいっぱいになります笑
続いて金沢城へ直結する『尾山神社』へ。
和・漢・洋の3つの建築様式が用いられている『神門』です。
神社ではあるのですが、京都のようなガッツリ和の神社ではないので、金沢特有の雰囲気を味わえるスポットです。
続いて金沢城エリアへ。
『玉泉院丸庭園(ぎょくせんいんまるていえん)』という大きな庭です。
金沢城の庭は隅々まで手入れが行き届いていて、職人魂を感じます。
金沢城公園はちょっとした高台があったり、
緑の通りぬけがあったり、
和を感じる建物がたくさんあったりと、の〜んびりぶらぶらできるスポットです。
金沢といえば金箔ソフトです。
ソフトクリームに金箔を貼っています。
コレ、ほんまに金の味がしますよ笑
続いては金沢城から歩くこと約10分。
ひがし茶屋街へ移動しました。
ひがし茶屋街はどこも和式の建物ばかりで趣があります。
有名な観光地ということもあり、人だらけです笑
誰もいない時を狙うなら早朝7時前後がおすすめです。
詳しくは2日目にて。
金沢はお酒も有名で、お酒屋さんに入ると日本酒や梅酒の飲み比べもできちゃいます。
梅酒の飲み比べが最高に美味しかったです。
金沢を回って思うのが、どこも松の木が立派であるということ。
樹形が美しく整えられています。
ひがし茶屋街周辺をのんびりと堪能したところで1日目は終了です。
2日目
2日目は午前6時に目が覚めたので、誰もいない金沢駅へ。
昼間は人で溢れていますが、日の出のタイミングは見事に誰いなかったので、いい写真が撮れました。
鼓門の後は、昨日も訪れたひがし茶屋街へ。
またもや誰もいません。
早起きのご褒美は静かな街並みでした。
日がある間でこんな景色を見られるのは早朝のみです。
金沢に訪れるのならぜひ早起きして観光地を巡ってみてください。
金沢観光でおすすめなのがレンタルサイクル。
登録は5分くらいでできて、数時間の使用なら1,000円もかかりません。
早朝の観光地を効率よく回りたかったのでちょうどよかったですよ♪
続いては朝ごはんにラーメンへ。
先ほどもご紹介しましたが、ここのラーメンは最高に美味しかったですよ♪
そこからバスで移動して21世紀美術館へ。
こんな感じの写真スポットがそこらじゅうにあるので、1時間ほどじっくり写真を撮ってまわりました。
次に訪れたのが徒歩で行ける距離の兼六園。
広大な敷地の中には綺麗に手入れされた庭園が広がります。
ここは外国人観光客の方が非常に多いこともあり、海外からも注目されているスポットであることが伺えます。
兼六園はとにかく松の木がすごかった。
何百年の月日をかけて仕立てたれた樹形は感慨深いものです。
お次は兼六園から徒歩圏内の鈴木大拙館へ。
鈴木大拙さんは禅の哲学を欧米人に広めた仏教哲学者。
そんな鈴木大拙さんのゆかりの地である金沢で、禅をテーマにした観光地です。
写真のように、水に浮かぶように建てられた建物や、和を感じる雰囲気の道などがあります。
ここは比較的人が少なく、ゆっくりと観光できます。
小腹が空いたところで、先ほどご紹介したHUM & Goへ。
鈴木大拙館からはバス移動です。
カフェなんて大阪か京都にもあるやんというご意見もあるかもですが、ここは別格です。
広い空間でのんびりとカフェを楽しめる&プリンとコーヒーがめちゃ美味しいです。
続いて石川県立図書館へ。
金沢はどこに行っても広々とした空間で圧倒されます。
近所にこんな図書館があったら最高だろうな〜
図書館に着いた頃にはもう夕方でした。
観光地巡りを詰め込んだ旅行でしたが、全く観光に飽きることもなく旅行を楽しめました。
まとめ
今回は筆者が訪れた1泊2日の金沢旅行をベースに金沢の特徴や各観光地、実際の観光コースをご紹介いたしました。
この時期は紅葉の始まる少し前でした。
一度訪れた場所も、季節によって見え方が全くかわるので何度も訪れたくなる良さが金沢にはあります。
現在、2024年1月1日に発生した震災の影響で金沢への旅行控えが起こっているようですが、金沢エリアについては問題なく観光できるようです。
この記事をきっかけに金沢の現状を知り、旅行への興味を持っていただける方が一人でも多くおられますように。
旅の雑談コーナー
金沢へ行った時に衝撃的だったこと。それは「広告がないこと」でした。
関西の繁華街だと、
「ウチの店はここやで!」
てな感じで自己主張の強い看板が至る所に出ています。
大阪に限って言えば、繁華街以外の小さな街も同じ傾向かなと。
対して金沢の地域は派手な広告や宣伝が全くなく、お淑やかで静かな街並みという印象でした。
あってもシンプルなロゴくらい。
京都がいくら景観を大切にしているとはいえど、金沢が醸し出す街の雰囲気作りには勝てないな〜と実感した次第です。
そんな中、1番心に残っていたお店の写真がコチラ。
ハイ、ガッツリ派手なお土産の広告です笑
デザイン戦略とは不思議なもので、静かな場所で大きな声をあげると目立つものです笑
買うことはありませんでしたが、金髪×メガネ×パティシエというキャッチーな雰囲気を全面に押し出している結果、とっても印象に残るわけです。
とっても印象に残る広告なので、このお店の売り上げは良さそうだなと思ったり。
大阪では派手が当たり前なので、逆に澄ました雰囲気のオシャレなお店が目立ったりなんてことも。
県民性で街のあり方がこんなにも違うんだという実感に加えて、それを逆手に目立つ方法もあるのだなと勉強になった金沢旅行でした〜笑
ぶらりと写真旅の記事
当ブログは『ぶらりと写真旅』と題して関西の観光地を中心に巡っています。
観光地へのアクセス方法や見どころを富士フイルムのカメラで撮影した旅先の写真とともにご紹介しておりますので、ぜひほかの記事もあわせてご覧ください。
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