- 久美浜ってどんなところ?
- どうやっていくの?
- 何が有名?
こんな疑問にお答えします。
皆様は京都に海があることをご存知でしたか?
京都府の最北端に位置する京丹後市に属する久美浜町。
今回は久美浜出身の筆者が久美浜の特徴やおすすめ観光スポットをびっしりとご紹介いたします。
京都の中でも飛び抜けて自然豊かな観光スポットである久美浜。写真好きの筆者が富士フイルムのカメラで撮影した写真とともにお楽しみ下さい。
この記事が久美浜を訪れる方の参考になれば幸いです。
そーいち
- 大阪・兵庫・京都を中心とした日帰り旅行が趣味
- 週1回ペースで観光&旅のブログ更新
- FUJIFILMのカメラで撮影した写真で観光地をご紹介
アクセス・概要
久美浜へは絶対に車でお越し下さい。電車で行く方法もありますが、そもそも大阪や神戸ほど交通網が整っていません。
電車は1時間に一本が当たり前。バスの本数も少ないです。
また、観光スポットが色んなところに散らばっているので車でないと行動できません。
免許はあるけど車がないって方はレンタカーなどをご利用いただくのがオススメです。
豆知識
こちらでは久美浜の豆知識についてご紹介。
久美浜について
京丹後市に属する久美浜町は人口約7,500人ほどの小さな町です。
久美浜町は外周約16kmの巨大な湾、久美浜湾があります。湾とは湖のようなものですが、海と繋がっているため水は海水です。
久美浜湾にはプランクトンが多いため、美味しい牡蠣が有名です。他にも日本海側ということでカニや魚も有名。
久美浜湾ではイカやタコも釣れるので釣りスポットとしてもメジャーです。
山と海、畑に囲まれた自然豊かな町です。
名産
久美浜の名産は以下の通り。
久美浜の名産品
- 松葉ガニ
- 牡蠣
- くだもの(もも、ぶどう、メロン、スイカ、なしなど)
- 魚
- 鯛せんべい
- 丹後ちりめん
海の幸と、くだものが主な特産品です。
特にカニと牡蠣を目当てに大阪方面から来られる方も多いんだとか。
また農家が多く、メロンやスイカなどの果物の直売所がたくさんあるのでお土産にはもってこいです。
他にも鯛の身が練り込まれた鯛せんべいや着物生地の丹後ちりめんが有名です。
久美浜の見どころ
こちらの項目では久美浜の見どころをご紹介。
圧倒的な大自然
久美浜の最大の見どころは圧倒的な大自然です。
田舎への旅行を検討されている方の中には、騒がしい高いから離れてゆっくり過ごしたいという方も多いのではないのでしょうか?
そんな方には久美浜の大自然はぴったりです。
聞こえるのは波の音と自然が奏でる優しい音のみ。
空気が澄んでいるので、「空気がおいしい」なんて体験ができるのも魅力の一つ。
運が良ければ、夜には満天の星空も見ることができます。
静かな田舎町でゆっくりと過ごしたい方にはとってもオススメな観光地です。
夏は海水浴、冬はカニ
久美浜は夏に海水浴、冬はカニがテッパンです。
久美浜は日本海に回しているため、海水浴が盛んです。
夏になるとたくさんの県外ナンバーの車が訪れるほど大人気の海水浴場が多数あります。
冬にはカニのバスツアーも有名。
民宿に泊まって食べるカニ料理は冬の久美浜旅行のテッパンです。
隠れた観光名所『かぶと山』
久美浜では知らぬ人はいないほど有名なかぶと山。
昔は山の山頂に展望台があるだけでしたが、現在はホテル、カフェ、アパレルショップが集まる隠れた観光名所になっております。
かぶと山は標高191.7メートルの山で、昔はハイキングとキャンプで有名なエリアでした。
かぶと山の山頂から見える景色は絶景。久美浜湾と日本海を一望できます。
現在は自然豊かなかぶと山の麓にオシャレな高級ホテルと、軽食のとれるカフェができたりと大変おしゃれなエリアになっています。
また、超ど田舎なのになぜか『Bshop』と『THE NORTH FACE』の大型店舗があり、平日でも人で賑わっております。
(田舎の山の中に巨大なノースフェイスですよ!?笑)
かぶと山には高級ホテルもあります。
近畿の有名な観光スポットもいいけれど、自然の中でゆっくりと贅沢に過ごしたいというニーズがあるんだとか。
参考までにホテルの金額が分かるサイトのリンクを貼っておきます。
かぶと山にお越しなら自然の中でゆっくりと過ごしたい方にオススメです。
ぶらり旅の写真録
こちらの項目では富士フイルムのカメラで撮影した写真をもとに久美浜の魅力をご紹介。
早速余談ですが、1月中旬ごろにあった大寒波の日の旅行だったので、行きしなの電車から雪景色が見えました。
まずは先ほど登場したかぶと山の観光エリアへ。
最近リニューアルされたBshopとノースフェイスへ行ってきました。
かぶと山から見える久美浜湾です。
この日は曇り&大寒波のためハイキングは断念。先ほどご紹介した晴れた日のかぶと山の山頂からの景色をどうぞ。
晴れると山頂からこんな景色が見れます。
海の上に浮かぶ土地は小天橋といいます。小天橋は日本海と久美浜湾を分つ土地。ここには道も住宅もあります。
かぶと山から眺める景色は絶景ですので一望の価値ありです。
ショッピングの後はかぶと山のカフェへ。
京丹後市で採れたさつまいもを使用したタルト。絶品でした。
ホテルのフロントには暖炉があります。
粋なホテルです。
翌日の早朝に久美浜湾にて撮影。この日は氷点下1°の極寒。空気が冷えて澄み渡っていました。
久美浜はちょっと道を外れるとこんな感じの塗装されていない道もあります。
都会ではなかなか見ることはありませんね。
昔ながらの風景を楽しむことができます。
久美浜湾にはこんな感じで自然を楽しめます。車でドライブしながら綺麗な景色に足を止めて楽しむのもおすすめです。
まとめ
今回は京都の隠れた観光スポットである久美浜をご紹介いたしました。
久美浜は大自然に溢れているので、都会の喧騒から離れてゆっくりと余暇を過ごしたい人におすすめのスポットです。
夏は海、冬は牡蠣とカニがあるので、それぞれの季節で違った楽しみ方ができるのも魅力の一つ。
自然が豊かすぎて交通の便が悪いので車移動は必須ですが、ドライブがてらにぶらっと楽しむのもおすすめです。
メジャーな観光地は飽きてしまった人や、休暇をのんびりと過ごしたい人はぜひ久美浜旅行を検討してみてくださいというお話でした〜
旅の雑談コーナー
筆者は高校卒業の18歳までこの久美浜で過ごしました。
その後、進学のために大阪に引っ越してきたのですが、田舎とのギャップが激しくて衝撃を受けたことを思い出します。
田舎ではコンビニまで自転車で30分なんてのは当たり前。電車も一時間に一本以下。
都会の暮らしに慣れてしまうと、田舎は便利さとはかけ離れた世界です。
大阪の暮らしは確かに過ごしやすくて快適なのですが、たまに田舎の自然が恋しくなる時があります。
久しぶりに地元に帰ると、この地の素晴らしい観光資源に気がつくのです。
近すぎると気がつけなかったのですが、澄んだ空気や満天の星空は決して都会では味わえない、かけがえのない資産なのだなと。
これから地元に帰れるのは数えるほどかもしれません。数少ない機会を大切に過ごそうと思った今日この頃でした〜
ぶらりと写真旅の記事
当ブログは『ぶらりと写真旅』と題して関西の観光地を中心に巡っています。
観光地へのアクセス方法や見どころを富士フイルムのカメラで撮影した旅先の写真とともにご紹介しておりますので、ぜひほかの記事もあわせてご覧ください。
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