富士フイルム X-H2S 価格やスペックを濃厚レビュー 【作例多数あり】

  • X-H2Sってどんなカメラ?
  • 外観や使用感、スペックは?
  • 誰がどんな時に使うカメラ?

こんな疑問をお持ちのあなたへ。

こちらの記事では富士フイルムのフラッグシップカメラであるX-H2Sについての詳細なレビューをまとめました。

スペックや外観、使用感やローリングシャッターの歪みについてを作例と共にご覧いただけますので、この記事一本でX-H2Sのことがほとんど分かる内容になっています。

記事を読み進めるとX-H2Sが欲しくなっちゃうかもですので、最後まで読まれる方は自己責任でご覧ください。

X-H2Sはこんな人におすすめ
・富士フイルムの最高水準のカメラが欲しい
・子供の運動会や動きものの撮影をしたい
・写真と動画が高機能で撮れる一台が欲しい

このブログを書いている人

そーいち

目次

仕様

X-H2S + XF10-24mm F4 R OIS WR

こちらの項目では富士フイルムのハイスピードフラッグシップ機であるX-H2Sについてのスペックと概要をまとめました。

X-H2Sの主な仕様
レンズマウントFUJIFILM Xマウント
撮像素子APS-C
有効画素数約2616万画素
画像処理エンジンX-Processor 5
ファインダー0.5型有機ELファインダー 約576万ドット
サイズ幅: 136.3mm
高さ: 92.9mm
奥行き: 84.6mm
重さ約660g(バッテリー、メモリカードあり)
詳しい仕様表こちら

カメラは仕様が多いので、より詳しい仕様が気になる方は公式ホームページの仕様表をご覧ください。

カメラの概要

スピードフラッグシップ機として2022年7月14日に発売されたX-H2S。富士フイルムのカメラの中では唯一無二の性能がたくさん詰まったオールインワンの一台となっております。

昨今は動画ブームということもあり、ミラーレスカメラ写真に加えて動画も撮れる機能性が求められる時代になりました。

そんな中、写真も動画もハイクオリティで楽しめるカメラとして発売されたのが今回ご紹介のX-H2S。

一台で何度も美味しい高機能なX-H2Sの特徴を下記の項目でまとめました。

X-H2Sの特徴【スピード】

こちらの項目ではX-H2Sのハイスピードな特徴をご紹介。

秒速40コマの連写性能

X-H2Sは速さを極めた結果、秒速40コマという驚異的な連射性能になったので子供の運動会や野鳥などの動体の欲しいカットを逃すことなく撮影できるようになりました。

X-H2Sは新型センサー「X-Trans CMOS5HS」を積んでいて、裏面照射型積層センサーなのです。

ハイ、ややこしい横文字と漢字はなんとなく覚えといてください笑

要するに、センサーがパワーアップしたので、ビックリするくらい読み出しのスピードがアップ。その速さはなんと従来の4倍!初号機と比べると30倍早くなりました。

このパワーアップのおかげで、電子シャッター使用時に秒速40コマという連写が可能に。

例えば子供の運動会や飛行機、車、野生動物などの早い動きものを撮影する時に

「この写真とこの写真の間が欲しかったのに、、、」

みたいなことがなくなります。

2度とない決定的な瞬間を確実に撮影できるようになった最強カメラです。

1,000枚以上の連続連写

連写性能もさることながら連続撮影枚数もめっちゃ伸びているので、撮りたいシーンの端から端まで余すことなく撮影できます。

X-H2Sはもの凄い連写して撮影できますが、データの送信が詰まってたった2秒しか撮れないなんてことに、、、ならないのがこのカメラの凄いところ。

JPEGなら秒速30コマ、RAWだと秒速20コマで1,000以上撮影し続けることができます。(圧縮RAW、CF Express使用時などの制限はありますが)

連写が凄くても、データが溜まって1.2秒しか連写が続けられなければ意味がありません。連写が高速なら読み出しも高速化をということで、その辺りもご心配なく。

「富士のカメラは動き物は撮れないよね〜」という意見を払拭するために作られたのカメラがX-H2S。

センサーの高速化とプロセッサーのアップグレードで高速化を実現した結果、富士フイルムの中でも最速のカメラになりました。

そのおかげで運動会や動物、乗り物などの動きものを確実に捉えられる連続撮影性能になりました。

毎秒120回のAF演算

連写性能が上がっても、ちゃんとフォーカスが合わなければミスショットを量産するだけ。X-H2Sはもちろんその問題も解決済み。

X-H2SのAF(オートフォーカス)は毎秒120回も演算処理を行うので、他のカメラと比べて確実にフォーカスを追い続けてくれます。

毎秒120回ということは、後述する4K120Pにおいて1コマずつAFを合わせてくれるということ。動画においても、スチルの連写においても最高レベルの演算処理回数です。

ローリングシャッター

ローリングシャッター現象とは?
電子シャッターを使用した際に起こる歪みのことです。

X-H2Sは電子シャッター時の歪みをほぼ完璧に解決しました。そのおかげで、秒速40コマのスチルや動画撮影で歪みを気にすることはなくなりました。

まずはこちらをご覧下さい。こちらはローリングシャッターのイメージ画像です。


電子シャッターでローリングシャッターが起こると画像の電車のように早く動く被写体は歪みやすいです。次はX-H2Sで実際に撮影した写真です。

かなりのスピードで走っている電車ですが、ほとんど歪みはありません。

ローリングシャッターは電子シャッター時のスキャンのスピードが遅いと発生する現象。X-H2Sは新型センサーのおかげでスキャンスピードがめっちゃ早くなりました。なのでローリングシャッター現象の歪みは感じられません。

富士フイルムの開発者インタビューでは、プロのスポーツカメラマンの意見も取り入れているとのこと。ゴルフやサッカーなどの動きの激しい撮影でも「全く歪みが分からないレベル」との評価でした。

高速で撮れても写真が歪んでは意味がありません。そのあたりはしっかりと改善されたカメラです。

X-H2Sの特徴【動画】

こちらの項目ではX-H2Sの動画性能の特徴についてご紹介。

4K120P & 6.2k30P

動画好きの方には嬉しい4K120P & 6.2k30Pでの撮影が可能となり、動画も撮れるカメラとして性能がアップしました。

動画撮影をメインとされる方にとって必須条件の4K120P。新型センサーの読み出しは旧型の4倍、初代からは30倍早くなったので4k120pが可能となりました。

富士フイルムの美しい色味で4K120P撮影からの5倍スローモーションができるのでこの機能を待ち望んでいた人も多いでしょう。

ただし、他ではあまり語られていませんが4K120Pを撮影する時には画角が1.29倍クロップされてしまいます。画角が変わってしまうことはややデメリットですが、富士フイルムの広角レンズならあまり気になりません。

筆者は動画での撮影が想定されるXF16mmF1.4 R WRとXF10- 24mmF4 R OIS WRを使用しています。クロップされても

  • XF16mmF1.4 R WR
    • 24mm→約31mm
  • XF10- 24mmF4 R OIS WR
    • 15-36mm→約19-46mm

くらいなので、大きな支障はないかと。もし、もっと広く撮りたいのであればXF8mmF3.5 R WRや8-16mmF2.8R LM WRという広角レンズもあるのでそちらもオススメ。

ぶっちゃけクロップされないに越したことはないのですが、富士フイルムのレンズラインナップならある程度は問題ないといえます。

また、4Kのスローモーションは印象的な雰囲気で撮るケースが多いので意外と30mmくらいでもしっくりときます。

若干の制約があるものの、動画機としての性能は格段に上がった機種です。

動画撮影の記録時間が長くなった

X-H2Sは動画撮影の連続記録時間がめっちゃ長くなったので、途中で撮影が強制的に止まっちゃうなんてことも激減します。

4K120Pを撮影する際に気になるのが熱問題。カメラが熱を持つと性能が落ちて録画ができなくなることも。その問題を解決するために、新規の排熱構造を採用。効率よく熱を排出できるようになったので動画の連続撮影時間が大幅に長くなりました。

夏の酷暑になるとどうしても性能は落ちてしまいますが、その問題をカバーすべく別売りの冷却ファン「FAN-001」が登場。

こちらを付けるとより熱を排出してくれるのでさらに動画の撮影時間が長くなります。熱対策もバッチリなX-H2Sなので安心して動画を撮影できます。

どんな製品かが気になる方は下記のリンクから確認してみてください。

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AppleProResコーデック対応

X-H2Sは動画のコーデック、Apple ProRes(アップルプロレズ)の内部記録に対応しました。

ご存知ない方のためにApple ProResを簡単にご紹介。

Apple ProResとは?
圧縮率が低い代わりにデータ量の多いコーデック。圧縮率が低いので映像編集時にサクサク動きやすく、データの劣化を最小限に抑えられるのが特徴。(コーデックは動画のデータ規格のこと)

ちょっとややこしいですよね笑

Apple ProResは簡単にいうとプロ向けのコーデック(データ規格)です。普通に動画を撮る分には気にしなくていいのでスルーして大丈夫です。

ただし、動画の色味やこだわった編集をする方にとっては重要。Apple ProRes以外はデータをたくさん圧縮しちゃうので、データ量は軽いが編集時に重たいのがデメリット。その点Apple ProResはデータ量こそ多いものの、編集時に動きが速くなり、快適に編集作業ができることで人気のコーデックです。

プロの方は編集をより早く綺麗にしたいので動画編集が好きな方からすると朗報です。

なのでガッツリ動画編集する人以外は気にしなくて大丈夫。ひとついえることはX-H2Sは機能面もさることながら、カメラ全体を動画機のハイスペック機として仕上げた機種なので、後々動画編集を極めたいって方にもおすすめの一台です。

X-H2Sの特徴【機能】

こちらではX-H2Sの機能面の特徴をご紹介。

AF性能の向上

前述した特徴【スピード】でご紹介した演算処理以外の部分をご紹介。

AFが正確になった

X-H2SはAIを活用したAF(オートフォーカス)システムを採用。そのおかげで一度捉えたフォーカスを粘り強くトラッキングしてくれるので、子どもを含めた人物撮影や動き物の撮影が楽になりました。

富士フイルムの開発者インタビューによると、AFはまず瞳を捉える。瞳が見えなくなったら顔に映るなどの優先順位を決められているので、スムーズにAFが動作するように設計されています。

中でも面白い話がプロカメラマンに同行してテストを行った時のこと。水泳の顔が出たり入ったりする難しい場面でも、瞳を逃さずしっかりとフォーカスを合わせられたんだとか。

さらに、旧型と比べて被写体の検出能力も向上したため、モニター上では米粒ほどの小さな人でもAFが反応します。

プロの現場でも使用できるほど性能がアップしたので、一般で使う分にはほとんどストレスなく使用できます。

被写体検出できるものが増えた

旧型と比べて被写体検出できる数が圧倒的に増えました。X-H2Sが検出できる被写体は以下の通り。

  • 人物
  • 動物
  • バイク&自転車
  • 飛行機
  • 電車
  • 昆虫←New
  • ドローン←New

X-H2Sの被写体検出は一般消費者の使用シーンのほぼ全てに自動でフォーカスを合わせてくれる優れもの。

前述した通り、AIの技術を活用したハイスペックなAFに仕上がっているので、ピントはカメラ任せで撮りたい対象により集中できるカメラとなりました。

※Newはアップデートで検出可能になった被写体です。

最大7段のボディ内手ブレ補正

最大7段のボディ内手ブレ補正が搭載されたので、ほとんど手ブレを気にせず写真撮影ができるようになりました。

まずは作例をご覧ください。

手ぶれ補正なし : X-H2S シャッタースピード1/4 F11 ISO 160

こちらは手ぶれ補正なしでシャッタースピードを1/4秒で撮影。脇を締めて気をつけて撮っても手ブレは防げませんでした。レンズはXF56mm F1.2 R WRを使用。続いて7段の手ぶれ補正付きの作例。

手ぶれ補正あり : X-H2S シャッタースピード1/4 F11 ISO 160

シャッタースピードが遅くても全く手ブレしていません。拡大してもこんな感じ。

右 : 手ぶれ補正なし / 左 : 手ぶれ補正あり

手ぶれ補正ありとなしを比べると差は歴然。1/4というかなり遅いシャッタースピードでもシャープさをキープできるほど補正が効いていたので筆者も驚きなくらいです。(ちなみに1/4以下のシャッタースピードでは手ぶれ補正ありでも手ブレしました。1/4くらいが限界のようです。)

手ブレ補正がちゃんと効いてくれるので、撮影時のミスショットが格段に少なくなりますし、暗いシーンでシャッタースピードを落としても手ブレを最小限に抑えて撮影できるようになりました。

ファインダーの進化

X-H2Sのファインダーは、光学系をこのカメラのために一新して作られています。そのため、他の機種にはない高精細なファインダーで撮影ができるようになりました。

一言で言うとめっちゃ綺麗で見やすいファインダーです。ファインダーは576万ドットあり、他メーカーの同等価格のカメラと比べても頭ひとつ飛び抜けたドット数です。

このファインダーは使っていて目で見る景色がそのまま映って見えるほど高精細なファインダーです。使い心地は最高なので、ファインダーでガッカリすることはないでしょう。

防塵防滴

今や業界の常識になった防塵防滴がX-H2Sにもしっかりと反映されています。例えば、お子さんの運動会やスポーツでの撮影、野鳥撮影などのときに小雨だから撮られへんかったという事態を防ぐことができます。

筆者は何度も雨の中写真を撮ってカメラを濡らしましたが不具合に見舞われたことはありません。プロユースを想定して作られたカメラなので、どんな場面でも活躍できる丈夫なカメラです。(濡らしても絶対大丈夫ではないのでお気をつけ下さい)

外観

プロの撮影シーンを想定して作られたということもあり、より高いレベルの撮影に応えられるようなデザインでどんなシーンにでも使いやすいカメラです。

大きなレンズをつけてもちゃんと握りやすい大きなグリップ、撮影現場に最適化されたカスタムボタンの多さ、7つのカスタムダイヤルがついたモードダイヤルなど、使い勝手がいい現代的な外観デザインに仕上がっています。

さらにX-Hシリーズの特徴ともいえる天面のサブ液晶モニターは、一目で露出のデータを確認することができて非常に便利です。また、電源をオフにした際には、撮影可能な枚数とバッテリー残量を表示してくれるので一目でカメラの状態がわかる仕様になっています。

プロ仕様で作られたカメラなので、一般のユーザーが使用するには十分すぎるほどの外観デザインとなっております。

使用感

こちらでは実際に使用してみて感じた使用感についてまとめました。

グリップの握り心地

カメラのグリップ部分はGFXで好評だったグリップデザインをベースに作られています。そのため、F1.4以下の重たい大口径レンズをつけてもちゃんと握れるので持っていて疲れづらいのが特徴です。

特に男性だと手が大きいので、X-TシリーズのコンパクトなデザインよりもX-H2Sの方が使い勝手が良いです。

グリップを深く握れるので、カメラの操作がしやすい使用感となっております。

動画で使いやすいバリアングル

動画も撮れるカメラということもあり、バリアングルが採用されています。

バリアングルのメリットは自撮りができる、どんな角度からでも液晶モニターが見やすいので撮影が楽になることです。これらのメリットは写真撮影にはもちろんのこと、特に動画撮影時の恩恵が大きいかと。

今やどのメーカーもバリアングル一択なので業界全体の流れに足並みをそろえた形となりました。

カスタムダイヤルが豊富

カスタムモードの切り替えの数が合計7個もあり、使い勝手のいい使用感となっております。

カメラの設定にこだわるのならば、設定のカスタムをたくさん作っておきたいところ。動画がメインの方ならば4K120Pや4K24Pなどのそれぞれのフレームレートで設定できるのが便利。

一般の方ならば富士フイルム特有のフィルムシミュレーションのカスタムが豊富にできるのも魅力の一つ。

カスタム数が増えたので、自分好みに調節ができて利便性が向上しました。

予備バッテリーはあったほうがいい

X-H2Sを旅行やスナップで1日使用するならば予備バッテリーは必須です。

旧型のカメラと比べて電池の持ちは良くなりましたが丸一日は厳しいです。筆者は旅行に行った際にはがっつりと撮影をするのですが、2~3時間撮ると電池が厳しい時が多々ありました。

シャッター回数を少なく撮られる方は問題ありませんが、しっかりと撮影したい、旅先の思い出を隅々まで撮影したいという方は予備バッテリーが1本あると安心。

旅行先や日常使いでバッテリーの持ちを気にせず撮影したい方は予備として富士フイルム純正バッテリーのNP-W235をカバンに入れておきましょう。

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X-H2Sのデメリット

メリットばかりだと胡散臭いのでデメリットもしっかりとレビューしていきます。

ダブルスロットだが対応カードがややこしい

X-H2Sの記録メディアはダブルスロットが採用されています。しかし、スロット1とスロット2でそれぞれ使用できる記録メディアが異なるのは注意が必要です。

スロット1はCF express Type Bのみ、スロット2はSDカードのみとカードが別々しか使えないのがデメリットです。

ダブルスロットを使うのならCF express Type Bを購入すればいいのですが、SDカードと比べてやや割高に。ちなみにCF expressのお値段はこんな感じ。

こんな感じで記録メディアにしては結構ええ値段します。もちろん高いのには理由があって、読み込みが早いからカメラの最高連写枚数に対応できるとか、パソコンにデータを移すのが爆速とか。もし、そこにメリットを感じないのであればスロット2にSDカードのみの運用でも十分です。

筆者は3年ほどサンディスクのSDカード一択でしたが、普通に使う分で困った経験はありません。価格もCF expressよりお値打ちで以下の通り。

SDカードも速さの違いでいろいろありますがお値打ちのものだとこんな感じ。転送速度の速さを求めなければ低価格で大容量のSDカードを手に入れることはできます。

欲をいえば次のカメラはスロット1でCF expressとSDカードが併用できるようになると、より多くのユーザーさんにとって魅力的なカメラになるかと。

とはいえ、ダブルスロットを使うシーンは撮りなおしのできないプロの現場のバックアップ用くらいです。子どもの撮影などの趣味用途でしたらSDカード1枚で十分使用できます。

露出を調節するダイヤルが2つしかない

X-H2Sには露出を制御できるダイヤルが2つしかないので、F値、シャッタースピード、ISOのどれか一つのダイヤル操作を妥協せねばなりません。

ダイヤルはグリップ部分とカメラを握った時の右手親指部分の2つのみです。露出はF値、シャッタースピード、ISOと3つあるので全てを瞬時にダイヤルで操作したいところですがそれができません。マニュアルで撮影するユーザーとして3つの露出を瞬時に変更できないのはデメリットです。

可能であればSONY機のようにダイヤルが豊富にある方が使い勝手がいいです。(SONYのα7IVあたりのハイアマチュア機はダイヤルが4つもあり、非常に便利です。)

現状の解決策としてはレンズについている絞りリングでF値を操作して、カメラ側の2つのダイヤルでシャッタースピード、ISOを変更するのがベストカスタム。

レンズの中にはサードパーティ製のSIGMAやTAMRONには絞りリングがついていないので、使用する際には注意が必要です。

カメラにあと一つ露出を調節できるダイヤルがあればより良いカメラになるでしょう。

作例

こちらではX-H2Sで撮影した作例写真をご紹介。

写真をタップしていただくと、Flickrという海外の写真共有サイトへつながります。ブログでは画質に制限があるのですが、Flickrでは高画質な作例をお楽しみいただけます。

さらに、写真撮影時のF値やシャッタースピードなどのEXIF情報も見ることができるので、ぜひ参考にしてみてください。

X-H2S + XF10-24mm F4 R OIS WR
X-H2S + XF10-24mm F4 R OIS WR
X-H2S + XF16mm F1.4 R WR
X-H2S + XF16mm F1.4 R WR
X-H2S + XF10-24mm F4 R OIS WR
X-H2S + XF10-24mm F4 R OIS WR
X-H2S + XF10-24mm F4 R OIS WR
X-H2S + XF10-24mm F4 R OIS WR
X-H2S + XF16mm F1.4 R WR
X-H2S + XF10-24mm F4 R OIS WR
X-H2S + XF10-24mm F4 R OIS WR
X-H2S + XF56mmF1.2 R WR

まとめ

富士フイルムのカメラでもトップクラスの性能を持つX-H2Sはどんなシーンでも撮影できる万能カメラに進化したので、カメラ予算に余裕がある人は間違いなく買いの一台です。

X-H2Sは次のような方に特におすすめ。

・富士フイルムの最高水準のカメラが欲しい
・子供の運動会や動きものの撮影をしたい
・写真と動画が高機能で撮れる一台が欲しい

X-H2Sはレビューでもご紹介の通り、プロの撮影現場を想定して作られたカメラ。ゆえに一般ユーザーが使用する分にはこれ一台さえあればほとんどのシーンを撮影することができる万能カメラです。

子どもとの日常の写真から、運動会やスポーツ撮影、動物まで難なくこなせる高性能なカメラなので、持っていて損はありません。

筆者はX-H2Sを使用していて、友達の子ども撮影や趣味の風景写真で使用します。その際にも先ほどあげたデメリット以外は不便さを感じません。それくらいストレスフリーで撮影に集中できるいいカメラです。

X-H2Sのことはよく分かったけど、高画素機のX-H2と比較したらどうなんだろう?

そんな疑問をお持ちの方へ。

X-H2とX-H2Sのが画質や高感度ノイズの比較してみたので、こちらもあわせてご覧ください。

なんといってもX-H2Sは富士フイルムのカメラの中でもトップクラスのカメラ。最高水準の撮影体験を楽しみたい方はぜひX-H2Sをご検討下さい。

ということで、次の項目ではX-H2Sをお得に購入する方法をご紹介いたします。

機材をお得に買う方法

記事を読んで気になったカメラやレンズ。せっかくならお得に購入したいはず。そんな方のためにお得に機材を手にいれる方法をご紹介いたします。

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