富士フイルム XF33mmF1.4 R LM WRの濃厚レンズレビュー【作例付き】

  • XF33mmF1.4 R LM WRってどんなレンズ?
  • 細かな使用感と外観は?
  • 実際の写りはどう?

こんな疑問をお持ちのあなたへ。


この記事では富士フィルムのXF33mmF1.4 R LM WRについての詳細なレビューをまとめました。

レンズのスペックや使用感まで細かくまとめてます。

XF33mmF1.4 R LM WRはこんな人におすすめ
・カメラの基本となる標準レンズが欲しい
・日常を撮影するためのいいレンズが欲しい
・カメラに慣れてきたので、いいレンズにアップデートしたい

このブログを書いている人

そーいち

目次

仕様

XF33mmF1.4 R LM WR レンズ仕様
発売日2021/09/29
マウントXマウント
フォーマットAPS-C
レンズ構成10群15枚(非球面レンズ2枚、EDレンズ3枚)
焦点距離33mm(フルサイズ換算50mm相当)
絞り値F1.4~F16
絞り羽根9枚(円形絞り)
金額(公式オンラインストア)125,400円(税込)
最短撮影距離30cm-∞
最大撮影倍率0.15倍
サイズφ67mm x 73.5mm
重量360g(レンズキャップ・フード含まず)
フィルターサイズ58mm
防塵防滴あり
AFリニアモーター

富士フイルムが展開するXシリーズの標準レンズでは2本目となるXF33mmF1.4 R LM WR。

このレンズの表記の意味は

  • R = 絞りリングが付いているレンズ
  • LM = リニアモーター内蔵のレンズ
  • WR : 防塵・防滴仕様のレンズ

となっております。

富士フイルムの高価なレンズはリニアモーター採用、防塵防滴仕様のものが増えてきており、今回のXF33mmもその仕様が採用されています。

この後の項目では旧型XF35mmF1.4 Rと比べて進化した特筆すべきポイントと共にレンズの特徴や描写を詳しくまとめてみました。

※ここから先の内容はレンズが欲しくなっちゃうかもなので、自己責任でご覧くださいませ

レンズの特徴 【旧型との違い】

この項目では、2012年2月18日に発売された旧型の標準レンズであるXF35mmF1.4 Rとの違いを3つのポイントでまとめました。

①焦点距離が35mmから33mmへ

旧型が35mmの焦点距離であったことに対して、新型は33mmの焦点距離となりました。フルサイズ換算だと52.5mmから50mmへの変更となります。

フルサイズ換算50mm相当の標準レンズは、人の片目でみた視野角に近いといわれています。

今回、焦点距離を変更したのは旧型のレンズがフルサイズ換算52.5mmという中途半端な画角であったことを修正したものでしょう。

しかし、このレンズは他社の50mmよりやや広い画角かもしれません。

SONYの50mmF1.2 GMとXF33mmF1.4の撮り比べをしてみたところ、やはり画角が広いです。

左 : XF33mmF1.4 R LM WR / 右 : SONY 50mmF1.2 GM どちらも ss1/1,250 f/1.4 iso200 で撮影。

左右で比べてみると、XF33mmF1.4 R LM WRの方が、画角が広いですね。

わずかな差ではありますが、使用していてほんの少し広いなと感じる程度。

むしろ、XF35mmの画角と比べて2mm広いので今までにない画角が面白くもあるレンズです。

このほんの少し広く写る画角が面白いので愛着の湧くポイントの一つでもあります。

ライカの35mmレンズの最初の50mmレンズは正確には51.6mmであったことから他のレンズメーカーもこのレンズ規格に準じて50mmレンズでも実際には51.6mmの焦点距離を作っていたそうです。

現在はその名残もあり、50mmの焦点距離はメーカーによって差があるんだとか。

②リニアモーター搭載

リニアモーターの採用により、オートフォーカス時の駆動音はほとんど聞こえない程度になりました。

旧型のXF35mm F1.4 Rはどのレビューを見てもオートフォーカスの駆動音が問題に挙げられていましたが、今回のXF33mmF1.4はほとんどの場合は心配ありません。

実際に使用していても、オートフォーカスによる振動や音が気になったことはありませんでした。

旧型のXF35mm F1.4 Rと比べると、フォーカス時の音と速さが改善されました。

なので動画撮影においてもモーター音がうるさくないので、ストレスフリーに撮影できるようになったのは大きいですね。

③解像力の向上

XF33mmF1.4mm R LM WRの最大の進化はなんといってもレンズの解像力が上がったことにあります。

2022年9月29日に登場した富士フイルムの約4020万画素ある高解像機、X-H2にも対応したレンズであることから解像力が向上したことは明らかです。

旧型のXF35mm F1.4 Rのレンズ構成が6群8枚だったのに対して、XF33mmF1.4mm R LM WRは10群15枚へと増えました。

レンズ構成が贅沢になったことにより、コマ収差や軸上色収差が低減されて旧型よりクリアな描写に進化しました。

カメラが高画素になったので、それを活かせるレンズを作ろう!ということで作られたXF33mmF1.4mm R LM WR。

このレンズは使っていてため息がでるほどカリカリでいい写りをします。被写体がグッと浮かび上がるような描写力は使用していて気持ちがいいほどですよ。

外観

XF33mmF1.4 R LM WRの外観は所有欲を満たしてくれる高級感のある見た目になっています。

他のXFシリーズと同じく富士フイルムらしいレトロとモダンがミックスされたデザインになっています。

このレンズは金属パーツを使用しているため、高級感のあるデザインに仕上がっていますね。

また解放F値が1.4と大口径なので、X-H2やX-H2Sなどのフラッグシップシリーズに装着すると非常にバランスがよくなり、見た目もいいカメラを持ってる感が出ます。

他社メーカーのレンズはプラスチック製のものが多いのですが、あえて金属パーツを使うあたりフジフイルムさんのこだわりがよく伝わってきます。

このレンズは写りの良さもさることながら、撮影時の佇まいにまで満足感を追求してくれているので、心から愛着が湧いてしまうほどいい外観のレンズですよ。

使用感

『十年かけて築いてきたXFレンズの神話の、第二章』

ホームページの謳い文句にもあるように、十年かけて積み上げたXシリーズ第二章の幕開けに相応しいクオリティです。

絞りリング

絞りリングはF値を1/3段変えるたびに「カチカチ」と音が鳴るクリック仕様のみです。(offにはできません)

リングは軽すぎず、重すぎずでクリック感は非常に心地よい仕様になっています。

筆者はXFレンズを複数持っており、F値の操作は全て絞りリングを使用しておりますが、1番XF33mmがストレスなく使えます。

また、絞りリングには金属パーツが使用されているため、他社の絞りリングと比べて高級感のあるクリック音が鳴るのもこのレンズに愛着が沸くポイントです。

撮影体験にこだわる人にとっては満足のいくビルドクオリティに仕上がっています。

操作性

その他性能もクオリティが高く、使用していて不便に感じることはほとんどありません。

操作性について特筆すべき点は特にありません。

使用していて気になる点が思い浮かばないほどストレスなく直感的に使用できるできるレンズです。

他のレンズは

「ちょっとここが気になるな〜」

という点があるものですが、XF33mmはそのようなことがほとんど感じられないレンズです。

(完璧じゃないレンズでもそれはそれで愛着が湧くのですがね…笑)

レンズの携帯性

全長が6.5cm、重さ360gというスペックのXF33mm はレンズをカメラにつけた状態でも非常にコンパクトです。

コンパクトなカメラバックにも難なく入るので持ち運びに困ることはありません。

筆者はピークデザインのエブリデイスリング6Lのカメラバッグを使用しています。

内寸:H21 × W28 × D9cmのコンパクトなカメラバックですが問題なく持ち運ぶことができます。

カメラバックに入れても邪魔になることはありません。

軽量でコンパクトなサイズ感なので携帯性に優れたレンズといえるでしょう。

角形フード LH-XF23 II について

XF33mmF1.4 R LM WRには、別売りでアルミ削り出しの角形フードがあります。

正直、これはめちゃかっこいいです。

撮影時の描写に大きく影響するわけではありませんが、カメラ全体の見た目をカッコよくするのなら角形フードをつけることをおすすめします。

全長がやたらと長くなるデメリットはあるものの、それを差し引いてでもアルミ削り出しのフードにはそれ相応の付加価値があります。

2023年11月時点の富士フイルム公式ネットショップでは税込8,690円と少々値段は張りますが、富士フイルムのカメラに所有欲をお求めの方は買って後悔をすることはないでしょう。

ちなみにですが、筆者はものすごく気に入っています。なぜならかっこいいからです。

完全に嗜好品ですが、トータルのかっこよさは格段にアップしますよ。

なお、このレンズフードが気になる方は「フジフイルム LH-XF23 II 角形レンズフード 濃厚レビュー 【写真あり】」の記事をどうぞ。

レンズの描写性能

こちらの項目ではレンズの描写についてレビューをしていきます。

さすがは高画素対応のレンズというだけあって約4,020万画素あるX-H2で撮影しても、ボヤッとすることなく線の細い、キメ細かい写りをしています。

この高画素対応レンズであるかどうかの差が大きく、非対応のレンズは拡大するとボヤッとした感じがします。

XF33mmで同じように拡大すると、ボヤッとした感じは出ずに4,020万画素でもしっかりと解像しているのがわかります。

解放F値F1.4の描写

解像感にこだわって作られたレンズということもあり、絞り解放からキレのある写りをしてくれます。

ピントがあっている面はぼやけることもなく、綺麗な写りをしています。

また、逆光の厳しい場面でよく出てしまう色収差もほとんど気にならないレベル

また、解放の玉ボケに関しては、大きく気になるようなマイナスポイントはありません。

むしろ、ボケの描写は比較的美しく、クリーミーなボケが味わえます。

筆者は以前、ボケの美しさに定評のあるSONYのGMレンズを4本所有していました。

それらのレンズと比べると、ボケの美しさに全力を注いでいるSONYのGMレンズに近い、滑らかで美しいボケ描写でした。

しいてデメリットをあげるとすれば、玉ボケのふちがほんのわずかに色づくこと

これは画像を拡大して重箱の隅をつつくようにしてみればわかる程度なので、SNSに投稿する分には全くわからないほどです。

絞り開放でここまでシャープに写ると撮影をしていて気持ちが良いですよ。

F値を絞った時の描写

このレンズはF値を絞り込んだ時に、真の解像力を発揮するレンズです。

解放ではキリッとしつつも、まろやかな雰囲気を生み出す写りでした。

これをF4以上に絞り込むと、まるで写真から被写体が浮かび上がってきそうな程の立体感がある写りとなります。

作例写真をタップすると、高画素写真を拡大をして見ることができます。

こちらの写真はF5.6まで絞り込んで撮影しました。

作例

最後にXF33mmF1.4 R LM WRで撮影した写真を載せておきます。

このブログはほぼ全ての写真がフリッカーという海外の写真共有サイトで見られるようになっています。

フリッカーの方でしたらブログの写真よりも高画質で作例をご覧いただけます。

加えて撮影時の露出の設定などもご覧いただけるので、そちらもご活用ください。(写真をタップすると高画質で拡大できるようになっています。)

まとめ

このレンズを使用したことのない方にはレンタルでもいいのでぜひ体感してほしいレンズです。

標準レンズは写真の基本となるレンズなので、フルサイズ換算50mm相当の焦点距離を上手に撮れるようになれば写真が上達する、というのはよく聞く話。

そんな基本となるレンズならば、最高にいい写りをするレンズの方を選ぶのが吉。

より一層写真を撮ることが楽しくなりますよ。

XF33mmF1.4 R LM WRは高画素に対応した、新しい標準レンズです。

旧型よりも多くの点で大きく進化しており、昨今の高画素ブームにもちゃんと対応した優等生レンズです。

Xシリーズを新たなステージへ引き上げる最高峰の標準レンズが気になる方は次の項目で購入方法をご紹介いたします。

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